シルクロード・シリーズ 4 (ホーム社漫画文庫)

著者 :
  • ホーム社
4.29
  • (4)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834274219

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シルクロードシリーズ文庫版4巻。

    「黒水城(カラホト)の魔女」「白い神々の伝説」「テイサの記憶」「ペルシャの井戸」「青い石榴」「綿の城」「巻毛のカムシン」「緑の王宮」「ヘディンの手紙」が収録。
    SFっぽい設定の説明の作品はなく、言うなれば、「むかしむかし、10人の神(テングリ)がおり・・・」と始まるような作品ばかりで、個人的には嬉しい巻。
    カラホトのメインは詩織。1巻登場時に比べると確かに反抗期っぽくなっているけど、こっちの方が好きかも。
    白い神々、は三男のマロムセイが唯一髪の毛をさらす話。
    個人的には「青い石榴」と「緑の王宮」が好きだなぁ。特に、緑の王宮の皇太后と香妃の会話がいい。

    ちなみに、4巻の「ペルシャの井戸-カレーズ-」で主役張っているのが本物のジェナー(7男)で、3巻の「金の髪・金の繭」にでてくるのは実はサーハス(9男)。文庫版になるにあたり、直すかと思ったら、直ってなかったな。

    ↓殆ど個人的メモ↓
    1)オリジン/詩織:いわゆる長。詩織の方が殆どなので、見分けられなくてもOK.
    2)テイサ:もさっとした髪型とこけた頬で、すぐに見分けが付く。気位が高くて自分にも他人にも厳しい。でも失敗も多い。
    3)マロムセイ:頭の布で区別が付く。真面目でお堅い優等生。
    4)ナイアード:「ビビ・ハヌィム」で出てきた前髪パッツン。優しい気質。
    5)アッシュ:「青い石榴」の仕掛け人。所謂ワンレンっぽい髪で判りやすい。性格は多分穏やか。
    6)カムシン:兄弟唯一の巻き毛。もう、くりくりなので区別は楽。唯一人間に恋した神。多分いい人っぽい感じ。
    7)ジェナー:「カレーズ」で主役。バサバサした前髪、直毛を段に切って長く伸ばした髪? 細かい顔だとスルジェと区別が付かない。
    8)スルジェ:ゾマシリーズの主人公・ターラの恋人。ジェナーよりも直毛加減が緩い感じなのか、絵が変わっただけなのか・・・。
    9)サーハス:書き分けやすいのか小さなコマでよく出てくる。長くない前髪を分けている直毛なので判りやすい。
    10)アーサー:「ヘディン」で登場。緩くウェーブのかかった右分けの髪。

全2件中 1 - 2件を表示

神坂智子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×