邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season9 (ホーム社書籍扱コミックス)

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  • ホーム社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834285307

作品紹介・あらすじ

邦画プレゼン界の大看板! 『邦キチ』疾風怒濤のシーズン9が舞い上がる──!!
今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、仕上がりまくった邦画中毒女子高生・邦キチが、まずまずの洋画好きな部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン! プレゼン!! プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力──。全てにおいてシーズン8を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、気がつけばずっと全盛期です…!!

感想・レビュー・書評

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  • Season9最大の見所は髪を下ろしたり浴衣姿の邦キチをたくさん見られるところ。武蔵村山まで来ちゃいました!と言ってるけど彼女はどこに住んでる設定なんだろう…?夏祭り会場まで拝島から歩いて来たとして、多分中央線沿線で、洋一が住んでるような適度なボロアパートがありそうな街…なんとなく三鷹のような気がするけど東小金井も捨てがたい。吉祥寺ではなさそう。荻窪以東の23区内とも違う気がする。
    洋一らが通っている「ひばり山高校」の名前からすると西東京市ひばりヶ丘とかか?

    内容としては、洋一の実家に邦キチが泊まるという山場を迎えながらちょっと小さくまとまってしまった感じが否めない。洋一の父も映画好きの良い人なんだけど、本当にただの映画好きな良い人なので立ち回りが洋一と被っているのがなんとも勿体ないような、父子らしく微笑ましいような。

    扱っている映画も邦キチプレゼンもこれまでと比べるとキレが物足りなく感じてしまった。特に俳優イジりは色々な事情があるのか、だいぶ鳴りを顰めてしまったか。が、ヤンヤンと特撮部融合回はすごく良かった!『ガルーダの戦士ビマ』はなんかどっかで聞いた気がしたけど、めちゃくちゃ観たくなりました。‘龍になる倉田てつを氏’の意味がわからな過ぎて観たい。

    『アオイホノオ』も読んでみたい。また積読が増える…。


    1刷
    2023.11.23

  • 32冊目『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season9』(服部昇大 著、2023年3月、ホーム社)
    邦画プレゼン漫画の第9巻。これまで以上にラブコメ要素の強い一冊になっており、エピソードによっては映画紹介がオマケ程度の扱いになっている。
    『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』など、王道作品のプレゼンもあるものの、今回一番気になったのは『ビッグマグナム 黒岩先生』。一体どんな映画なんだ…。
    マリアの暴走っぷりが良い。

    「なまか です!」

  •  いよいよもって、青春の色が濃くなってきた邦画プレゼン漫画の9巻である。
     この巻では巻末に新登場キャラ(廃部を迫るひばり山高校SDGs推進委員会の環美登厘とエリザベス)も出ているが、やはりメインは

    「地元の夏祭りの手伝いに戻った部長の元に、浴衣姿で表れた邦キチ」

     この回だろう。
     「すくってごらん」「西遊記」「さかなのこ」、そして「HiGH&LOW THE WORST X」と5話にかけて描かれた二人の関係性の物語は、映画すら脇役にしていた感すらある。
     それだけ二人の関係性が刊行に伴って確立されてきた証左であり、読者もまた困惑しながら楽しませてもらっているところである。

    (いまだに「邦キチと部長が……?」という困惑は抜けないが(笑))


     プレゼン内容としてはガンダム2話、特撮2話とこの辺が充実していた印象である。
     また、やや地味な印象もあるが、昨今の映画界のトレンドに注目する「ビッグマグナム 黒岩先生」辺りも興味深い。

     アニメ映画の豊作ぶりにうろたえ、このままでは実写映画が無くなってしまう!と危惧する邦キチの意見は、実は結構鋭い気もする。
     連載以降となるだろう今現在、2023年にもアニメ映画の豊作ぶりは目覚ましい。
     スラムダンク、すずめの戸締りと放映継続に加え、興行収入の記録を更新したコナン最新作(黒鉄の魚影)に、世界的にスマッシュヒットを記録したマリオ。
     グリッドマンユニバース辺りも評価が高く、BLUE GIANT などはまさに「実写映画でもできたかもしれない名作アニメ映画」だろう。

     今巻の頭に置かれた「ビッグマグナム 黒岩先生」はトレンドを拾った一話だろう。
     ただ、もしかすると予言的に機能するかもしれない、と少し感じるところではある。


     レビューが散らかっていて恐縮だが、面白い一巻だった。
     やはりどうしても、こう、ラインナップ的には地味な一巻だった印象もぬぐえないので、その点を加味して評価は星四つ半としている。

     ただ、今回も楽しく読書させていただいたことは強調しておきたい。

  • 相変わらず妙ちきりんな作品を紹介してくれる…
    そして世に映画紹介漫画とか色々有るだろうけど、漫画の実写映画化の危機を警鐘しているのはこの作品だけだろうなぁ(笑)


    映画レビューを絡めつつ、3本目から展開されるのは部長と邦キチの淡い青春模様か
    地元の夏祭り、知らせていなかったから来ないだろうと残念に思っていたら、連絡もなしに現れて。そうして二人浴衣を着て夏祭り会場の雰囲気に染まっていくのはとても青春っぽいのに、そこで紹介するのが金魚すくいの映画なんだ(笑)

    気を取り直して家に連れ帰って、想定外に泊める事になってしまって。憎からず想う女子が自宅に居ればドキドキは収まらないだろうに、ここでも紹介される映画のラインナップが妙なものばかりで雰囲気が台無しに。
    本当にこの二人はストレートに良い感じになったりしないのな(笑)
    いや、でも『ジュブナイル』は普通に良い映画じゃないかな…?


    10本目、11本目ではまさかのガンダムですか。アニメ映画も数多く扱ってきた本作だけど、ガンダムは未だだったという点は意外かも
    『ククルス・ドアンの島』が扱われるのは納得のラインナップとして、『逆襲のシャア』をあのような観点から扱うのは意外性が有りすぎたかも。シャアの思想にSDGsを絡めてくるとは……

  • B級邦画を中心に色んな映画を褒め殺し・・・じゃなくて紹介するマンガ。
    9巻は1本目の「ビッグマグナム 黒岩先生」から面白かったです。
    このマンガの欠点はこの作品自体がマンガとして面白くて、
    実際に映画を見る気になりにくい所かなぁ。
    いや、面白いので全然ありなのですが・・・。

  • これまでどおり、楽しく読めた。
    世の中知るべきか知らないほうが幸せかわからないがいろんな映画がたくさんあるものだ。
    作者はどのくらい映画を見てるんだろう?
    邦キチと部長と友達になりたい❗楽しそう

  • 紺青の拳、観るしかないな

  • ちょっと待って!ククルス・ドアンは邦キチ案件なの?!
    そして、やっぱり2人は付き合ってるの?!
    もう付き合ってるようなもんじゃないのー?!

  • 懐かしいなぁ『逆襲のシャア』
    …って…こんな話だったか?(笑)

    マニアックな作品に混じって
    『HiGH&LOW』最新作のような
    人気作も取り上げられている。

    といった映画ネタの部分も
    あいかわらず楽しいのですが
    今回は部長と映子さんの
    ナンカチガウ恋物語が展開されたりして。
    ポニーテールじゃない映子さん
    雰囲気違って、かわいいなぁ(๑・̑◡・̑๑)

    部長のお父さんも登場。
    DNA、ここから引き継がれていたのか。

  • 不勉強なもので坂元裕二の西遊記を知らなかったー
    気になる!

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