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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835443522
作品紹介・あらすじ
歌劇界での成功を夢見る一谷黎。そんな彼の前に突然現れた少女・夕香は女優として稀有な才能を秘めてた。ともに夢を追いかける二人だが、やがて哀しい予感に包まれてゆく…。「鶴の恩返し」をモチーフに描かれた、ひと時の愛の物語。
感想・レビュー・書評
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一夜の夢のような恩返し。
表紙と帯に惹かれて手に取った。
一羽の鶴が助けてもらったお礼に若者のプロデューサーとしての成功を手助けする、というもの。
使われる語彙は詩的で美しさが並べられているが、どうも上滑りしているようでいま一つ感情に訴えてこない。
ライバルにあたる、彼の昔の恋人が一番感情に訴えていたようにも思う。
鶴は・・・悲劇的な部分以外にも、もっと生きるための強さがほしかった。野生動物であるなら人間とは少し違う感情があれば面白いだろうになぁ、と思う。
うーん、全体的に物足りなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐々木丸美作品の中で、一番読みづらかったかも。
ヒロインと主人公に余り魅力を感じなかった。
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