鈴木敏夫の ジブリ汗まみれ 1

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835449258

感想・レビュー・書評

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  • 庵野さんのジブリ作品の経歴知らなかったので興味深かった。
    様々な分野の方との対談からあらゆる角度でのクリエイター精神が見られて面白かった。

    宮﨑駿監督が静養した広島の鞆の浦を訪れ歩いていると、町並みの中にしれっとトトロが描かれた監督のサイン色紙が飾られていて、ワッと嬉しくなったのを思い出した。素敵な町だった。

  • 絵をかいたり、物語を構築するという特別な能力を持った人たちの中で、ある意味「普通の人」である鈴木氏がどのように立ち振る舞い、現在のスタジオジブリの確固たる地位を築いたのか。本著を手にして思ったのは、鈴木氏も十分特別な能力を持った人であるということ。「映像研には手を出すな」やその他にて、プロデューサー像の代表としてモデル化されているといわれている鈴木氏だが、(ゲッペルス的な意味で)人をコントロールする能力ももちろんお持ちなのだろうけれど、それ以外の広くて深い知識があるから現在の成功があるのではないかと感じた。本著の内容自身は、対談相手により、浅くも深くも、おもしろくもつまらなくもなっているが、2巻以降も読んでみたいと思えた。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 映像研究会

    請求記号 778.77/Su/1
    所蔵館 2号館図書館

  • ポッドキャストもほとんど聴いたけど、改めて活字でよむとまた違う。面白いよ。

  • ふむ

  • 才気溢れる人たちが汗まみれになっていた時の話をする。
    才気溢れ過ぎて変人として生きていたときの話もする。
    汗にまみれ過ぎて燃え尽きてしまった時の話もする。

    掘れば掘るほど血と汗の結晶が出てくるようです。

    (以下抜粋)
    ○自分の肉体的な経験・・・・・・こうやってバランスをとる、
     これ以上いったら落っこちる、落っこちまいとする時に人間の体はどう動くか、とか、
     そういうことは自分の体の中に、いつの間にか入っているものなんです。
     普通の、成長する過程の中で。
     アニメーションを描くのは、それを記憶で思い出していく作業なんですよ。(P.200)

  • なんかもう、みんな宮さん大好きだね!ぱくさんのことも大好きだね‼︎無茶苦茶な人たちだけど、とっても魅力的。いいなあ。

  • <閲覧スタッフより>
    『新世紀エヴァンゲリオン』、『千と千尋の神隠し』など。あのアニメの主人公やあのアニメ監督の心の動きが分かります!
    --------------------------------------
    所在記号:778.77||スス||1
    資料番号:10220154
    --------------------------------------

  • [ 内容 ]
    <1>
    一読痛快!
    読んで愉しき、名調子。
    スタジオジブリ・鈴木敏夫の人気ラジオ番組、待望の書籍化。
    読むと元気になる―まるで、ジブリアニメのような一冊。

    <2>
    「面白い!」と各界で大評判!
    スタジオジブリ・鈴木敏夫の痛快トーク本。

    <3>
    豪華11大ゲスト。
    スタジオジブリ・鈴木敏夫の痛快トーク本。

    <4>
    今が旬。
    新風を呼ぶ面白さ!スタジオジブリ・鈴木敏夫の痛快トーク本。
    豪華多彩なゲストを招き、6年半ものロングランを続けるTOKYO FMの名物番組から、ベスト・オブ・ベスト回を厳選収録。
    各ゲストのポートレートやプロフィール、詳細な脚注、スチル写真、鈴木氏の熱筆による「あとがきエッセイ」など、ラジオ版では味わえない、書籍オリジナルの魅力を満載した―「読むと元気になる本」!

    [ 目次 ]
    <1>
    1 阿川佐和子「ジブリって、かわいい!?」
    2 山田太一「言葉にできないものへの希求」
    3 庵野秀明「バッタ君と巨神兵」
    4 太田光代「わたしの中にいる“侍”」
    5 坂本龍一「映画と、音と、音楽と」
    6 志田未来・神木隆之介「『アリエッティ』出演余話」
    7 辻野晃一郎「ネットの未来、ジブリの未来」
    8 宮崎駿「鉛筆をとり戻そう」
    9 ジョージ・ルーカス「お金儲けのために映画は作らない」
    10 川上量生「“鈴木道場”其の一・邂逅篇」

    <2>
    1 浦沢直樹「漫画とアニメ、ぼくの少年時代」
    2 松任谷由実「ユーミンとジブリアニメの永い関係」
    3 押井守「ここまで言う…!?悪友放談」
    4 手嶌葵「いつも、一人で歌っていた」
    5 井上伸一郎・高橋豊「1980年代―アニメビジネス、ことはじめ」
    6 竹下景子「ふるさと・名古屋への愛憎」
    7 岩井俊二「今、風化させてはいけないこと」
    8 宮崎吾朗「父、自分、そしてこれから」
    9 川上量生「“鈴木道場”其の二・入門篇」
    号外 ジブリ2大最新作=『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』製作発表!

    <3>
    1 尾田栄一郎「忘れまじ、任侠のこころ」
    2 矢野顕子・森山良子「ふたりで歌えば」
    3 大塚康生「追想・ルパン三世」
    4 細田守「“肯定していく力”を描きたい」
    5 山口智子「日本人の“もの作り”と、『かぐや姫』」
    6 久石譲「ジブリアニメとの25年」
    7 きたやまおさむ「“駅裏”のなくなった現代」
    8 瀧本美織「『風立ちぬ』―菜穂子の素顔!?」
    9 三池崇史「映画の息吹、その伝承」
    10 川上量生「“鈴木道場”其の三・風雲篇」

    <4>
    1 朝井リョウ「ナウシカは日本を変えたのか?」
    2 谷山浩子・奥田誠治「昭和40年代のクラスメート」
    3 大根仁「“思い当たる節”のある作品を作りたい」
    4 落合博満「あの時―映画が自分を救った」
    5 神山健治「『009』と、アニメ制作の未来」
    6 石田ゆり子「『コクリコ坂から』談義」
    7 中田ヤスタカ「わらべ唄と初音ミク―当世音楽事情」
    8 風吹ジュン「ジブリ作品とわたし」
    9 追想・尾形英夫「アニメージュ」創刊編集長を偲ぶ特別座談会
    10 川上量生「“鈴木道場”其の四・奮闘篇」

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • とにかく、この惑星に生き物が残っていれば、人間という種がいなくたって全然いいんだ! 子供は騙せても、大人はどうやって騙すんだと、要するにトトロの存在を大人にも信じてもらわなきゃいけない大事なシーンであると僕は思った 

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著者プロフィール

スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年、愛知県名古屋市生まれ。
徳間書店で「アニメージュ」の編集に携わるかたわら、1985年にスタジオジブリの設立に参加、1989年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼすべての劇場作品をプロデュースする。宮﨑駿監督による最新作『君たちはどう生きるか』(23)が、米・ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞した。「仕事道楽 新版──スタジオジブリの現場」「歳月」(ともに岩波書店)、「スタジオジブリ物語」(集英社)など、著書多数。2021年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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