〈@〉ベイビーメール

著者 :
  • 文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835558936

感想・レビュー・書評

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  • 見知らぬ女から届いたメール。そして、お腹に宿った不気味な命。出産まであと4週間―。生まれてくるのは、何?大ブレイク『リアル鬼ごっこ』の作家が放つ、『@ベイビーメール』熱望の都市型ホラー第2弾。(e-hon)

    ホラーの定番、チェーンメールの呪い・・・。
    文章力のなさが残念。話自体は読みやすくて、とんとんと話が進む。
    変な事件から始まり、まさか自分の周りにまで及ぶとは思わず、主人公たちは自分の愛すべき人を守るために犯人を突き止めていく。
    しかし、どうして彼女たちが選ばれたのかが不明すぎるし、つじつま合わせにいっぱいいっぱいといった感じが否めない。
    ホラー映画としてなら、人気が出るのだろうが、小説としてはまだまだといった感じ。

  • ※2005/4/20のblogより転載

     猟奇的殺人事件が連続して発生した。殺され方は一様に女性が腹部を切り裂かれて殺されていたものであり、不思議な事にみなへその緒まで確認できた。
     へその緒・・・犯人は胎児を連れ去ったのか?
     被害者たちの共通点にとあるメールの存在が浮上する。そうベイビーメール。しかしそれは通常では考え難い発想であったが・・・・・・
     妻が被害にあった刑事と親友の高校教師が奇怪な猟奇事件に挑む。刑事の愛しい妹でもあり、教師の最愛の恋人もベイビーメールを着信する。

     「リアル鬼ごっこ」を読んでから短時間の間に購入。簡単にサクサクっと読めるので、長編と長編の中継ぎに大活躍な山田悠介本。
     都市型ホラー小説と銘打ってますが、その意味がわかるようなわからんような。
     まあ文字も大きいし、一気読みできるんで、古本屋で100円ならば、暇潰しにならば、、、かな。

  • 読破せず

  • <@babymail>
      
    装丁/志田和枝

  • 2007年、読了

  • 図書館で借りた。

    ちょっと中途半端な終わり方だった。

  • 随分前に読んだので内容はぼんやりとしか覚えていないのですが、怖かった印象があります。
    でもラストが微妙でした。

  • 添付ファイルに赤ちゃんの泣き声。
    その瞬間、受け取った相手は妊娠する。
    そして4週間で子供は自ら母の腹をつきやぶって出て行く。

    子供への執念が恐ろしい。
    このときの「子供」の意味は
    少女→子供と、少女の母→少女の二通り。
    母の愛は恐ろしい。

  • 表現としては猟奇的ではなく、そんなに怖くはなかった。
    でも映像として見たら怖いかもしれない。
    読みやすかった。
    映画にもなっているみたいなので、機会があれば見てみたいな。

  • おもしろかったけど終わり方が微妙・・・

    ハッピーエンドだとお腹からでてきた赤ちゃんは?ってなるから
    仕方ないのかもしれないけど

    調べたら映画化してるらしいので機会があったらみたいです!

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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