- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837306900
作品紹介・あらすじ
【書籍内容紹介】
本書は、この500年の間に交わされた、作家や詩人の手紙をまとめた書簡集です。
下積み時代の苦労と野心、家族や愛の話、創作期の絶頂から人生の黄昏時に思うことまで……。
言葉を自在に操った作家たちが残した私信から、その濃密な人生模様を垣間見ることができます。
「大鴉」の修正を編集者に指示するポー、愛する人への手紙に詩を添えるゲーテ、
ジャン・バルジャンのごとく「闇夜」を照らそうとしたユゴー。
その筆跡からは書き手の息遣いまでが伝わって、
彼らの「知られざる作品」を読んでいるような感覚を覚えるかもしれません。
手紙原文は、各言語に対応した11人の専門家が翻訳しました。
書かれた時代背景や、作家・詩人についての解説も合わせてお楽しみください。
【池澤夏樹さん推薦文】
手紙を書く時、人は真意を伝えようと必死になる。
たとえ作家でも、また詩人でも。
─まず企画がいい。手紙というのはもっと読まれるべき文芸だから。
それに実物の写真を配するのも書き手の体温の感じがあっていい。
更にセレクションがよく、作家や詩人を簡潔に紹介する編者たちの文章がいい。
一通また一通と読んで、そのたびに何か一つ楽器が心に響くよう。
好きなのを1点選べば、筆跡ならこの手紙の4年後に自殺するシルヴィア・プラス。
文章ならドレスデンの大空襲を生き延びたことを家族に伝えるカート・ヴォネガット。
感想・レビュー・書評
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作家たちの手紙 - マール社
https://www.maar.com/shop/art/culture/isbn9784837306900 -
書かれた時代背景や関係者との親近性など併記されていて読み応え有り!
お気に入りの作家の筆跡や言葉づかいなども。
ツヴァイクの遺書。ヴォネガットの手紙の一字一句。 -
https://www.yomiuri.co...
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20230313-OYT8T50032/