パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる)

著者 :
  • マキノ出版
3.58
  • (19)
  • (18)
  • (25)
  • (6)
  • (4)
本棚登録 : 335
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837613107

作品紹介・あらすじ

パンは腸と脳をこわす! 牛乳は骨と血管を弱くする!
「パンと牛乳はやめてくださいね」
 日ごろの診療で、私が患者さんにいう言葉です。
不調や病気は、いうまでもなく、さまざまな要因がからみ合って起こります。すべてがパンと牛乳のせいとは、もちろんいえません。
しかし、パンと牛乳を少しの間やめてみるだけでも、症状が明らかに改善する例が非常に多いのは事実です。
また現在では、パンと牛乳がどんなメカニズムで体に害を与えるかは、かなり科学的にわかってきています。
最近では、乳ガンの患者さんには、パンと牛乳をよく摂取する人が多いことが知られるようになってきました。
体に不調を抱えている人は、まず、パンと牛乳を3週間だけでもやめてみてはいかがでしょうか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういうの読むとやっぱ影響される。
    牛乳よりは豆乳を、菓子パンは極力食べないようにしよう。
    あーでもおいしいんだよな…。

  • 題名がインパクトがあり
    ショッキングなことと
    前から「パン」と「牛乳」には
    疑問に思うところがあり
    興味があったので、
    新聞で新刊広告を見て
    すぐ図書館にリクエストした

    「パン」に関しては
    本書でも紹介されている
    ジョコビッチの本で、
    「牛乳」は神尾哲男の
    『がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』
    の中の
    最も効果があったと思われるのは
    乳製品をすべて絶ったことという記述で知った

    しかしこの本のように
    はっきり
    「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」
    というのはスゴイと思う。
    著者や出版社にいろんな圧力が
    あった、あるいはこれからある
    だろうに。
    その勇気を賞賛、リスペクトする。
    ここまでいい切ってくれたら
    何の迷いもなくなる

    P44のグルテンは臓器や体内物質が似ているため
    「臓器を攻撃する抗体ができてしまう」
    という説明は説得力がある。
    文中では書かれていないが
    それがいわゆる「ガン」、ということは
    素人なりに想像がつく

    『不健康は治る!』で小池義孝が
    不調の原因は「毒」。
    「毒」とはカラダが持て余したもの。
    と言っているが
    その毒を攻撃、排除するのが
    抗体だとすると、
    グルテンは、毒であり、
    さらに抗体に誤って自傷させるという点で
    二重に悪質であるといえる。
    本書ではさらに

    P71
    パンは
    「未消化物をつくる→
    その未消化物を腸に入れる→
    そのサイクルを続けさせる」
    という、体をこわすには完璧ともいえる
    複合作用を発揮する

    と指摘している。
    以前から糖質のもたらす
    多幸感によって中毒を起こしている
    とは言われている

    GFCF(グルテンフリー、カゼインフリー)
    にこだわる勇気が持てた。感謝

  • 薄々感じていたパンのこと

    1小麦の害
    小麦そのもの
    グルテン=グリアジン+グルテニン
    昔の小麦とちがってきてる
    現在の小麦はグルテンの量が多く、それは消化されにくい
    未消化のグルテンが腸内に残り、体内に入り、異物とみなされ、抗体ができる
    グルテンのアミノ酸配列と小脳の配列が似てる
    そのため、グルテンを攻撃する抗体が小脳を攻撃してしまう
    小脳の他にも
    神経細胞、肝臓、脳、副腎皮質でできる酵素、甲状腺、卵巣、精巣、膵臓、胃、骨の組織
    も、攻撃を受ける

    グルテンとの関係で疑われる病気
    腸のトラブル
    神経系の異常
    精神疾患
    自己免疫疾患
    皮膚疾患
    慢性疾患
    生活習慣病

    反応性の低血糖
    パンを食べると急激に血糖値が上がる
    急激なインスリン分泌
    インスリンは糖を細胞にとりこませるホルモン

    低血糖の症状
    手足の冷え、ふるえ、冷や汗、めのかすみ
    砂糖の渇望
    空腹、吐き気
    神経過敏、疲れキレやすい
    フラフラ、めまい、ため息
    抑うつ、眠気、不眠、頭痛、集中力欠如
    忘れっぽい、不機嫌
    動悸、頻脈、息切れ
    筋肉痛、感覚麻痺、つり、痙攣
    皮膚の痒み、チクチク、ヒリヒリ

    糖化物質の蓄積〜細胞のサビの酸化、炎症が起こりやすい〜シミ、シワ
    糖尿病、認知症

    小麦を食べると、体内にモルヒネに似た物質「エキソルフィン」ができ、血液脳脊髄液関門を突破し、中毒(幸せ感)をもたらす
    幸せ感をもたらす、繰り返し食べたくなる
    エキソルフィンと腸の受容体が結合すると、眠気、吐き気、尿もれ、などが起こる

    メチレーション回路の阻害〜パン摂取によるシステイン不足から
    メチレーション回路は、新しい細胞をつくる、免疫力、神経伝達などを動かすので、阻害により弊害が起こる

    リーキーガット症候群〜漏れる腸
    パンは、未消化物を作るー未消化物を腸に入れるーそのサイクルを続けさせる

    パンのグルテンは酵素の働きを阻害

    砂糖〜低血糖
    人工甘味料〜体内の酵素の働きを阻害
    ベーキングパウダー〜アルミニウムが入っている〜脳に有害、アルツハイマー病のげんいんのひとつ
    着色料
    化学調味料〜炎症性物質を多く含み、弊害多い
    遺伝子組み換え〜組み替えにより、身体は異物として受け止める
    グリフォート〜農薬

    2牛乳の害
    カゼイン〜消化されにくい
    ホルモンバランス崩す〜発がんリスク増加

    3その他

    米もアミロペクチンを音含む

    タンパク質は高温で調理するほど変性して消化されにくくなる
    消化に多くのエネルギー、酵素を必要とする

    揚げ物はパン粉が含まれるのでよくない

    おやつは、バナナ、パイナップル、ドライフルーツ、ナッツ、ふかしいも、わらび餅、ところてん

  • なぜパンと牛乳がダメなのかが専門的に書かれていて大変ためになった。これだけ海外でも研究が進み、パンと牛乳の危険性がはっきりしているのに、今なお学校給食で毎日のように提供されていることに憤りを感じた。子どもの健康を奪う大人にはなりたくない。

  • 世の中の非常識が正しいかもしれない実例です。内容は少し冗長過ぎて、ダラダラと読みにくい面もありますが、これでもか!!と言うくらいにパンと牛乳の危険性を訴えています。牛乳神話の危うさは結構昔から言われていますが、社会の大きな力で闇に葬られているのが実情だと思います。同じくパンも...。
     
    私もアラサーの頃から、健康を意識して色々調べて実践しました。その一つが牛乳をやめることでした。その節目から、体調不良らしい体調不良は皆無で、健康優良児のように暮らしています。牛乳以外にも色々食を意識してきました。ただ悪いと言われるものを完全に断ち切るのは、社会生活を送る上で逆にストレスになるので、できる範囲で無理をせず適当な感じでやってます。

  • この本を読むまでは、食べ物が体に与える影響なんて真剣に考えたことが無かった。
    グルテンフリー、カゼインフリー…海外では発達障害や自閉症の治療で取り組んでいるほどメジャーな情報。(日本では給食で毎日牛乳が出てくるが)
    色んな面で、日本は遅れているなぁと感じた。
    今までは日用品に気を使ってきたけど、食べ物にも改めて気をつけようと意識し始めた一冊。

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  • まるっきりデタラメな本です。
    以下がそのデタラメな内容の例です。

    ・輸入小麦は遺伝子組み換え
    ・ミネラル(炭素等4元素以外のもの)が100℃以下で壊れる
    ・決定係数を相関関数・相関関係と呼ぶ

    https://seisenudoku.seesaa.net/article/501270261.html

  • ひたすらパンと牛乳は体に悪いからやめろとゴリ押す本。
    著者は腎臓疾患医。
    英語論文が参考文献に数多く記載されているが、
    文章内のどの主張がどの論文か具体的明記がないため、全文読まないと確かめられない。

    ・パンは糖質を焼いて抗酸化作用を出すのでさらに悪。
    ・グルテン不耐性の人でも避けた方がいい。
    ・パンが圧倒的に悪いので、麺類などはそこまででもない。もちろん避けるべきではある。
    ・日本のフランスパンはダメ。(理由は明記なし)
    ・古来食べられていた小麦と現在の小麦は異なる。
    といった主張。
    家畜の餌はほとんど遺伝子組み換え作物だよって話だとか、牛乳は身体に悪いのにそのことを謳っている指導要領の新しい版をまだ日本では使っていないなどなど、気になる話は多いが、そのエビデンスもやはり見て取れない。

    いずれにせよパンも牛乳も過剰な摂取は良くないし、日本人の成人に向いているわけでもない。
    年齢、土地、季節、自分の体調などに合った食事をバランスよく摂るべし、という教訓と、また資本主義・新自由主義的な流れの中で日本はアメリカの植民地的な立ち位置になってしまっているため、自らの食の安全性には個々人が情報を集め、注目し、国や関係する委員会や団体や企業に意見をしっかり挙げていかねばならない、という教訓に落ち着く。

  • 小麦のカットは難しいがパンの頻度を減らしていくこと!腸の環境ががわっていく!

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

関西医科大学卒業。医学博士。腎臓内科専門医。総合内科専門医。葉子クリニック院長。
全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、難治性の疾患の診療を行う。主な著書に『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』『発達障害にクスリはいらない(国光美佳氏との共著)』(マキノ出版)、『薬膳酵素ごはん』(ユサブル)などがある。

「2023年 『腎臓をよくする食事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内山葉子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×