発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

  • マキノ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837613572

作品紹介・あらすじ

★ADHD・アスペルガー・自閉症スペクトラム・学習障害……困った症状には理由があります。


★好き嫌いが多い、大きな音が苦手、キレやすい、おなかの調子が悪い、
じっとできない、寝ない、怖がり、太りやすい、太れない、フニャフニャ……。

★化学物質過敏症の症例も掲載

 発達障害とはなんでしょうか。
「こころの病気?」「精神疾患?」「遺伝病?」「不治のやまい?」
 関連する本やインターネットなどの情報があふれている割には、
正しい情報が伝わっておらず、実態がよくわからないまま、
振り回されてしまうこともあるようです。
 お子さんが、発達障害の症状を起こすのには、きちんとした「理由」があります。
それを知ることが、適切な対策の第一歩になります。本書では、子どもを蝕む4悪として、
①炎症、②有害物質、③栄養不足、④ストレスについて解説し、
発達障害の成り立ちとメカニズムを示しました。
また、今話題の「メチレーション回路」「エピジェネティクス」もわかりやすく解説し、
全身の代謝や遺伝子と発達障害の関係を示しています。

一昔前に比べると、多くの子どもたちに安易に診断が下され、
すぐにクスリが処方されるケースがふえています。
しかし、発達障害に対しては「クスリを使う前に」、
あるいは「すでにクスリを使っていても」、できることがたくさんあります。
実際に、本書で紹介した方法に沿って、できる範囲から食事や生活を変えていくと、
発達障害の症状が劇的によくなった子どもが多くいます。
 1人でも多くのかたに、本書で「発達障害の真実」を知っていただき、
元気で笑顔いっぱいの子どもがふえることを願っています。

感想・レビュー・書評

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  • 人間にとってどれだけ食べ物が重要かということを実感させられた。
    また、妊婦さんの食生活がお腹の子供に影響してしまうという事実は本当に怖いし、気をつけなければならない。
    無理なく実践できそうなものが多く、助けられた。

  • 医食同源と脳、身体、心の繋がりを分かりやすく丁寧に解説。ドクターとして治療にあたる中、患者である子ども達の診察から得られた知見を解説。特に食事に関する大切さを説く。西洋医学の限界と考え方、対処療法と根本的解消へ繋がる考え方についても触れている。読み易く、2、3時間あれば充分に読了。

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著者プロフィール

関西医科大学卒業。医学博士。腎臓内科専門医。総合内科専門医。葉子クリニック院長。
全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、難治性の疾患の診療を行う。主な著書に『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』『発達障害にクスリはいらない(国光美佳氏との共著)』(マキノ出版)、『薬膳酵素ごはん』(ユサブル)などがある。

「2023年 『腎臓をよくする食事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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