日本人の身体能力を高める「和の所作」―足が速くなる!体が柔軟になる!集中力もつく!

著者 :
  • マキノ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837670735

感想・レビュー・書評

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  • 80〜90歳と高齢になっても舞台に上がって演じられる能楽師。能楽師であり、ボディワークの専門家であるロルファー資格も所持する安田登さんが導き出した答えは深層筋。わけても大腰筋が重要だという。

    本書は主にその大腰筋を活性化させるトレーニングが紹介される。表層筋と違って筋トレで鍛えることが難しい深層筋は、鍛えるというよりも、うまく働くようにする、活性化させるというイメージになるらしい。そんなわけで、本書に紹介されている摺り足をやってみたが、意外にキツい! なるほど、と納得。図書館で何とはなしに手にしたが、自分の身体の使い方を見直すきっかけになった。

  • エクササイズが分かりやすくて簡単に出来ます。是非とも続けていきたいと思いました。
    小学生くらいの子供の親向けに書かれたのでしょうか?
    学校の部活になると素敵だと思いました。

  • 治療家として知っててよかった情報がいっぱい入っている。

  • 加筆して、『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫)2010年10月

  • なんだか知らんがやたらとすごい説得力。能の動きが出来るようになりたい。

  • 世間では60歳で定年を迎えるのが一般的ですが、伝統芸能の“能”の世界では60歳でやっと中堅、それからが働き盛りだそうです。

    能というと静かな動きでスローな印象を受けますが、ただでさえ呼吸のしずらい面をつけ、更に突然にジャンプをしたりとなかなかハード。

    そういった舞台を務めている方の中には90歳代の方もいらっしゃるというからビックリ。

    ロルファーでもある著者は“大腰筋”をキーワードに、高齢者が元気でい続けられる秘密を、能を通して探っていきます。

  • 非常に読みやすかった。
    でも、和の所作、っていうのはやや大げさかもしれない。

  • 資料番号:010977593
    請求番号:780.7/ヤ

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著者プロフィール

安田 登(やすだ・のぼる):1956年生まれ。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。関西大学特任教授。 著書に、『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫、2010年)『異界を旅する能』(ちくま文庫、2011年)、『日本人の身体』(ちくま新書、2014)、『身体感覚で『論語』を読みなおす――古代中国の文字から (新潮文庫、2018年)、『見えないものを探す旅――旅と能と古典』(亜紀書房、2021年)『古典を読んだら、悩みが消えた。――世の中になじめない人に贈るあたらしい古典案内』(大和書房、2022年)、『魔法のほね』(亜紀書房、2022年)など多数。

「2023年 『『おくのほそ道』謎解きの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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