辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」 (漫画とリポートでめぐる「死後の世界」)

  • マキノ出版
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本棚登録 : 69
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837672531

作品紹介・あらすじ

人は死んだらどうなるのか? 死後の世界とはどんなところなのか? 人気漫画家と怪談蒐集家のコンビが、あの世のスペシャリスト12人を訪ねて完成させた「死んでも困らない究極のガイドブック」。
5度の臨死体験で神様に「また来たの?」あきれられたニューヨークの自然療法医、地獄を見たのではなく地獄に住んでいた不食の弁護士、クンダリーニの光によって人の寿命を的中させる奇跡の気功師、過去生や中間生を自由に行き来するセドナのヒーラ−、生まれ変わり現象や過去生記憶を学術研究する大学教授……すてきな天国ライフを送る秘訣を漫画とリポートで大公開!

感想・レビュー・書評

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  • 辛酸なめ子さんの持つ独特な感性をはさんでくれるので、楽しく読了。
    かなりスピリチュアルな内容で、そんな考えや世界もあるのだなと、どこか冷めて読んでしまったが、ちょいちょい笑ってしまった。

  • 臨死体験をした人たちへのインタビュー集。

    あの世や地獄も、一つの共通の場所というわけではなく、人それぞれの世界観が反映されているように感じた。
    漫画もあるので想像しやすいが、漫画内の字が小さくて、読みづらかった。

  • 表紙が懐かしいガイドブックそっくりで大丈夫かと心配しましたが、、、。活字だけで無くマンガがあると理解が深まりますね。続編期待します。

  • 借りたもの。
    死後世界に詳しい人たちにインタビューし、どういった世界なのか、輪廻転生はあるのかを探る。
    多様な解釈で思う「今を生きる」「未練を残さない」という事は、ヨーガ的な考え方のように思った。

    紹介されている人々の多くは天国(と地獄)は「ある」と答える。彼らの言葉を総合すると、その天国とは人(魂)が創り出したイメージであり、人のためにある精神世界のようだった。(それこそ、セム系一神教の信者だったら「ユダヤ教の天国」「キリスト教の天国」「イスラームの天国」ってわかれてそうだと思った。)
    「天国では創造力(想像力?)があれば、それを再現できて好きなものに囲まれて住める」と……人類史が始まって普遍な天国像だと思った。だからこそ今、生きている私たちは“創造力”を鍛えると良いというのは、現代的でもあると思った。……しかし考えてみれば、その創造性が人類を発展させたので、やっぱり普遍だった。
    人によっては天国は「精神のレベルに応じた天国」や「似た魂の波動の人間があつまっている」、地獄は「存在しない」「盗みを働く人の場合、互いに盗み合ってそのスキルを磨いている」「悪者同士で徒党を組み、ヒエラルキーが存在する」など……
    ダンテ『神曲』の階層状のイメージや、地獄は罰を与えている場所ではないのか(繰り返していることが罰なのか?)?という疑問を持つ。
    語る人々は地獄に行かない人たちだからかもしれない。

    実際の臨死体験者に限らず、宗教の世界観に基づく死後世界の説話も紹介。
    多様で面白い。

  • 怪しげな人の嵐。とはいうものの、最後の住職さんは普通のまともな僧侶さんでした。

    ちなみに地獄は存在しない、という人が多かったのは良かったです。

  • 意外に真面目な、死生観の本。
    いらん世話だけど、広井さんが早く家族を持てるといいなーとか思ってしまった。

  • 落ち込んでいるとき
    小さい私でなく、 大きなものの一部の 私なんだと、
    わからせてくれた。
    究極の 「元気だせ」 という 応援メッセージ満載の 本❗

    ○小林健さん 
    天国は 最高に平和な場所。
    ○秋山佳胤さん
    2008年から ほとんど飲食していない 弁護士の先生。
    あらゆるところに存在するプラーナ(気、エネルギー)をとって生活。
    死と生は表裏一体。生まれるは、むこうの世界で、「死」。戻る は、向こう側では、「生」。
    ○松尾みどりさん
    『地球の常識は宇宙の非常識。』
    「肉体はいわば『地球服』で単なる器です。体を抜けたら痛みも恐怖も何もなく、穏やかな静寂があるのみです。」
    「死とは服を脱ぎ裸になってお風呂に行くようなもの。」
    「あの世で問われるのは『私が私に何をしたか』だけ」ということです。
    「自分の感じるありのままを言葉にし、さらに行動にも移す。」

    ○如月マヤさん
    現在は、アカシックレコードの読み方を指導されるほかにも、「守護霊と交流するワーク」や、「魂にふれるワーク」などを行っていらっしゃいます。
    守護霊は1人や2人ではなく無数の存在。
    「この身体のこの人間でいられるのは今回だけ。そう思うと、生きるエネルギーの1滴1滴、ときの一瞬一瞬が愛おしくなりませんか。」
    ○荒井義雄先生
    人間は精神世界に生きる人と物質世界に生きる人に大別され、各々の世界を大切にするのが今生の務め。
    カルマが重い人はソウルカラーが赤や黄色で死ぬ時苦しいです。
    青や紫はパッと行けますよ。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター、コラムニスト。
1974(昭和49)年東京都生れ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。興味対象はセレブ、芸能人、精神世界、開運、風変わりなイベントなど。鋭い観察眼と妄想力で女の煩悩を全方位に網羅する画文で人気を博す。著書は『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社)『魂活道場』(学研)『ヌルラン』(太田出版) 『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP)、『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。

「2022年 『辛酸なめ子、スピ旅に出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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