人のために祈ると超健康になる! (米国医科大教授の革命的理論)

著者 : 高橋徳

• マキノ出版 (2018年2月17日発売)

作品紹介・あらすじ

「利他」の行動が効く！
『汝の敵を愛せ、汝を迫害するもののために祈れ』（新約聖書・マタイ福音書）
　宗教のなかには、しばしば、このような、一見、非合理と思える教えが存在します。なぜでしょうか？
その答えのカギは、今注目のホルモン「オキシトシン」にあります。オキシトシンは、ストレスに対抗するホルモンで、別名「愛のホルモン」とも呼ばれています。
その特長としては、「人から愛される」と、分泌されることがあります。そして、さらに特筆すべきなのは、「人を愛する」ことでも、同様に分泌が高まるとわかってきたことです。他者のための行動、すなわち「利他の行動」が、オキシトシンを大きくふやすのです。
本書では、オキシトシンのふやし方をはじめ、「より健康になるための秘訣」や、「医学と宗教の関係」について、明快に解き明かしていきます。迷い、悩み、うつや生活習慣病で悩んでいるかた、また生き方に悩んでいるかたにとって、苦しい現状を変えるきっかけになればと思います。

感想・レビュー・書評

[murahiro9311さんの感想 · 2020年3月26日]

「愛のホルモン」として今注目のオキシトシンのふやし方をはじめ「健康の秘訣」「医学と宗教の関係」を解説。「利他」の行動が効く！『汝の敵を愛せ、汝を迫害するもののために祈れ』（新約聖書・マタイ福音書）宗教のなかには、しばしば、このような、一見、非合理と思える教えが存在します。なぜでしょうか？
その答えのカギは、今注目のホルモン「オキシトシン」にあります。オキシトシンは、ストレスに対抗するホルモンで、別名「愛のホルモン」とも呼ばれています。
その特長としては、「人から愛される」と、分泌されることがあります。そして、さらに特筆すべきなのは、「人を愛する」ことでも、同様に分泌が高まるとわかってきたことです。他者のための行動、すなわち「利他の行動」が、オキシトシンを大きくふやすのです。本書では、オキシトシンのふやし方をはじめ、「より健康になるための秘訣」や、「医学と宗教の関係」について、明快に解き明かしていきます。迷い、悩み、うつや生活習慣病で悩んでいるかた、また生き方に悩んでいるかたにとって、苦しい現状を変えるきっかけになればと思います。
第１章オキシトシン・再発見の物語―オキシトシンの多彩な作用
第２章　オキシトシンをふやす７つの刺激――心理的刺激と感覚的刺激を与えよ！
第３章なぜ人と人は争ってしまうのか―対立する２つのホルモン
第４章瞑想中、脳では何が起こっているか―医学から宗教を見る
第５章オキシトシンをふやす５つのセルフケア統合医療の可能性
第６章　大いなるものを信じて――今生をよりよく生きるために

[ともともさんの感想 · 2018年5月14日]

神や宗教までもオキシトシンで説明されていて、面白い。

著者プロフィール

医学博士・ウィスコンシン医科大学名誉教授。統合医療クリニック徳院長。神戸大学医学部卒。消化器外科医として従事後の1988年渡米。ミシガン大学助手、デューク大学教授、ウィスコンシン医科大学教授を経てウィスコンシン医科大学名誉教授。在米時に発表した論文は100本を超える。帰国後の2016年、名古屋市に「統合医療クリニック徳」を開設、東洋医学を含めた統合医療を実践している。

「2021年 『知らないほうが……幸せかもしれない　コロナワクチンの恐ろしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」