- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837918547
感想・レビュー・書評
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2022/09/20
2022年22冊目。
本田宗一郎氏の為人を知れる一冊。
世界に誇るブランドを築き上げた技術者・国際人として時代を先取りした先見性を感じることができる。 -
本田さんの考え方は、ぶっきらぼうなところもあるが、真っ直ぐで、簡潔で、わかりやすい。人間として大事なこと、価値のあることを追求し、結果を出しているので、学ぶところは多いと思う。
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本田宗一郎の人生哲学。本田技研創業者の考え方
戦後の混乱期に会社を立ち上げ、一代で大きな自動車企業に育て上げた本田宗一郎には、自己の経験に基く強力な思想がありました。ぶっきらぼうな文章ですが、言いたいことがよく判ります。例え話を上手く使って人に伝える彼の能力を感じさせる。現代の企業運営にも多くの示唆を与える本だと思います。この中にある「わがイデオロギーの断片」は短い箴言集です。人生の良いアドバイスになると思います。 -
本田の親父が存分に吼えた書。タイトルの通り、得意なことに集中せよというのがやはり印象に残る。
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本田さんの情熱を実感できる本。
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【本田宗一郎の人生哲学をまとめた一冊】
世界的な自動車メーカーとなったHONDA。その創業者である、本田宗一郎の考え方をまとめた一冊である。
彼がどのような幼少期を過ごし、最終的に本田技研工業株式会社を作るに至ったのかを垣間見ることができる。
彼の話はビジネスに限らず(というか、本書はあまりビジネスの話は出てこない)、教育、政治、経済、戦争、文化など多岐にわたる。
本田宗一郎という人物は、自分の中で本当にバイクいじりが大好きで、正月に従業員が出社しないのを疑問に思って、妻に「かあちゃん、従業員は辞めたのかね?」と聞いて、「馬鹿だね、今日は正月だよ」と言われ、そっかとまた仕事に戻ったと言われるくらい、自分の好きなモノを追求していた人物のイメージだった。
実際そのとおりだったのだが、それ以外の分野への意見もしっかりしているし、やはり経営者なんだなと思わせられる。
自分が好きなコトを仕事にする方が、間違いなくいいに決まっている。それが間違いなく自分が成長するのには一番の近道なのだから。 -
家の本棚を整理しようと、数年ぶりに読み返してみました。当時、社会人になったばかりの頃に読んで感銘を受けた箇所に山ほど印がついていました。私自身は「得手」を見つけて職業にすることができましたが、育児に追われ、仕事から遠ざかっている今、再び「帆をあげて」仕事を再開したいと、少し奮い立たせてくれるものがありました。ずいぶん古い本ですが、本田さんの独特の人生哲学、現在でも通じるものがあります。
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結構前の話なのに言っていることが現代に向けてのメッセージの様だ。
本田の判子作りの話、昔も読んだなぁ。
需要はつくりだすものという考え方がいい、今のHondaにこの精神は受け継がれているのだろうか。Honda philosophyとして言語化されているが、言語化されると空洞化してしまった気がする。言語化しないと伝わらないのだけれども。