ス-パ-「10倍速学術」

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 57
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837919629

感想・レビュー・書評

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  • 基本的に速読と変わらない内容で、プラスして勉強の環境作りとか学習の進め方とか使えるツール紹介とかを書いていた感じ。

    とにかく基本としては
    「いろんなものごとに自分を噛ませる」「物事に対して「受け」にならない」
    ことだと言っている(自分の言葉にしたけど)

    例えば勉強にしても勉強が難しい、いまひとつ流れがつかめない、すぐに何を学習しているか忘れてしまうと言った時があるかもしれないが、それは学習に「流されている」状態で、自分が何を主体的に取り組んでいるのか、何を目標としているのか(この作品は資格試験をある程度想定においているから何の試験に合格してどうそれを使うのか、など)に関する意識が弱まっている状態であると言っている。
    そのため、勉強していて「うまくいってないな」と感じたら自分の中で何を今学んでいるのか、それがどう全体の中で位置付けられるのかを考えてみる。それらは「自分は」の観点から語られる。そうすることでその分野の学習のゴールが見えるから同じように勉強していても見えてくる情報が違うようになる。
    全体の中で今何を学んでいるのかがわかるようになれば「ストーリー」が作れる。そうしてさらに好奇心を掻き立てられると共に流されない学習ができるということ。
    それこそが筆者が言う「速学」である、と思う。

    後は勉強するための環境づくりとして
    ・時間→隙間の時間を作る、他人に任せる
    ・環境→いろいろ工夫をして(多分自分がよくわかっているはず)bestを作る
    ・情報→ノートを作る、本をじぶんが使いやすいように改造する
    などを挙げていて、最後にPCの使い方などを書いている。

    ちょっと本として古いし最後の方は時代の違いを感じるけども、速読を学習に拡大して考えると言った意味では面白いと思う。
    中々にわがままというか自分が強そうな人だけども、このくらい「自分」を関与させて目的意識を持つことはなかなかできないし、そうすることで見えてくるものもあるんじゃないか(弁護士と通訳と公認会計士は無理だけども)と思わせる。

    要は頭の整理ということ。

  • 速く学ぶためにはどうすればよいか学びたくてこの本を読みました。

    この本で学んだことは、
    ・何のために学ぶか目的をはっきりさせ、目的は楽しみに結びつけることが大事である
    ・時間は買う。そして細切れ時間の活用がポイントである。
    ・カードやレコーダー、ネットなどの小道具を有効活用する。
    という点です。

    学ぶとは「下りエレベータを登ること」というところはなるほどと思いました。学ばなければただ落ちていく、たくさんそして速く学ばなければ上へは上がれないということがよくわかりました。

  • 《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.98
    http://archive.mag2.com/0000255083/20091203235000000.html
    黒川康正【著】
    『 スーパー「10倍速学術」 』

  • 【読む目的】

    目標やゴールに最短距離で到達するための効率的な学習方法を知る。

    【読んだ感想】

    学習は、目的や目標の設定の仕方、実行方法の工夫、潜在意識の活用如何によって大きく達成度合いが変わってくる。直ぐにでも実行出来そうなヒントがたくさん書かれているので、おおいに参考になります。

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