- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837922773
感想・レビュー・書評
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要するに能力があって、なおかつ控え目にして上を立てると良いよというもの。肝要なのは「かわいがられる」価値のある上司に出会うことと上司になったときの上手いかわいがり方だと思う。
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お礼状はその日のうちに。
雑用をすすんで引き受ける。
メールは奇数回で終わらせる。挨拶も。
骨身を惜しまず忠実であることが必要。
上司の誘いを断らない。
じぶんが上司の立場だったらどうするかを常に考える。
自慢話しはしない。
自分の失敗談を笑いに変えられる人。
欠点を正直に話せる人。
約束を社交辞令で終わらせない人。
食事をおいしそうに食べる人。相手と食べる速度を合わせる。
ここ一番で身銭を切れる人。
酒の席でかわいがられる5つの条件
①飲んでも飲まれず②ふだん以上に気働きを③居座るでもなく、先に帰るでもなく④酔っても、からまず、泣かず⑤おごられてばかりではない
自分から上司を誘う人。歌舞伎でも、映画でもなんでもいい。
二次会をいやがらない人。
上司の趣味を学ぼうとする人。
お互いの共通点を話題にする人。
会った人の特徴を名刺に記しておく。
①あった場所、②その場の特徴、③服装、④話した内容 -
「人は年上キラーか年下キラーに大別される。」
これ、前から思っている法則なんです。
たとえば、高校大学時代、先輩にかわいがられていたか、後輩に慕われていたか?
自分は完全に後者でした。今も、年上の人と話すほうが楽ですし、自然でいられる自分にきづきます。
であれば、「それを仕事においてもプライベートにおいても、より磨くことができないか?」
そんな考えで、手にとってみた本ですが、細かいディテールでいろいろ参考になることが書いてました。
人ってほんの小さいことで、印象がひっくり返ったり、意外な一面としてクローズアップされまらね。
一読して、すぐに定着できるかどうか分かりませんが、心の隙間を埋めるように、日常的に即行動に移していきたいところです。
■最後は目下の返事によつて締めくくるという基本を。メールを偶数回、目上からの返事で終わらせない。
「おはようございます」「やあ、おはよう」で止めずに「午後からは晴れるようですね」とでも加えて奇数回に。
■「まめまめしい」→「忠実忠実しい」。だから上の人は、まめまめしく働く人を高く評価するのです。
「熱心さ」には、こちらの一方的な押しつけが感じられ、相手のために尽くす気持ちが希薄。同じ熱心でも「忠実×2」であれば、全身全霊を相手に
捧げる雰囲気
人間誰しもまめまめしく、かいがいしく働いてくれる人に好感をもつものです。それは男でも女でも同じ。骨身を惜しまず、その人に忠実であることが、なによりも必要
■″前から三列目″の法則。あまり近づくと、欠点が見えたりして、いい距離関係になれない。絶妙の距離感
■遠慮と卑下を一緒くたにする。仕事ができないから遠慮する、職場での身分が低いから、後ろに控えている
――それはあながち間違いとはいえませんが、時と場合によるし、程度問題。無邪気さは、かわいがられる要素の一つ。
■心理学では目は心の窓とされ、まつすぐ前を見る日は、温順と分析。五、六秒程度見つめるのが効果的。
机に煩杖をついて考えごとをするときは、日は自然と上を向きます。ところが、ここが重要なのですが、積極的な考えごとをしているときほど、日は上を向き、消極的な考えごとになると、机をじつと見てしまいます。 -
上司に対しても同僚に対しても誰に対しても礼儀は大切で。
それ以上にしっかりとした振る舞いをしなきゃダメだと痛感した一冊でした。