- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837925194
作品紹介・あらすじ
世界が認めるカリスマ経営者・古森重隆による初の生き方の書!
◇自分の人生を創造的に生きる10章
1章 どう働き、どう生きるか
2章 強くあれ、そして優しくあれ
3章 一冊の本との出合いが、人生を変える
4章 何事もゴツゴツ向かって行け!
5章 リーダーは“五体”を使え
6章 課長よ、先頭に立って戦え!
7章 先を読み、決断出来る人になれ
8章 サラリーマン人生には三回のチャンスがある
9章 経営者として迎えた富士フイルム最大の危機
10章 日本人よ、戦う気持ちをとりもどせ!
いかに人生を捉(とら)え、いかに生き、いかに働くべきか。
私の生き方がヒントになれば、無上の喜びである。
――古森重隆
感想・レビュー・書評
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これから営業職として働くにあたって参考としたいところがいくつかあった。また、成功者は常にポジティブ前向きだということも確信した。
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思考を一旦寝かせる。これやってみよう
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個人での生き方(戦い方)を書いた本
プロとして生き抜くためには、社会のため、会社のために自分でやるべきことを自分自身で考え抜くこと。
考え抜いたこと腹をきめ、をやり切ること。
慈悲、思いやりの精神をもつこと。相手に本当に必要だとおもうこと、褒める、励ます、叱ることを相手を思いやり言ってやること。
チームとは、役割を明確にし、責任を持ってやり抜くこと。
戦略とは、絶えず変わる状況を読み、考え、動くこと。 -
全ての日本人に読んでもらいたい良書だと思います。
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//破棄
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2015年35冊目
フイルム事業が急速になくなる中、事業多角化により新たな収益を作り上げた経営者、古森氏の仕事に対する考え方。
内容としては若いビジネスマン向け。
自分の体験からの考え方を伝えてます。 -
著者が入社した当時、コダックの売り上げは4000億円に対して富士フイルムは270億円程度と10数倍の開きがあったという。デジタルカメラが普及して以降、それまで写真フィルムの販売を本業としてきたフィルムメーカーは苦境に立たされた。富士フィルムは、事業のポートフォリオを大きく入れ替える事で変革し、その危機を乗り越え、更に成長を続けている。国内2番手だったコニカは、カメラメーカーのミノルタと合併し、世界最大手であったKodakは、経営破綻している。そこに至るには、著者の強力なリーダーシップがあった事は疑いが無い。その著者による、仕事とは何か、どう生きるのか、という哲学や信念が本書では語られている。
リーダーの仕事とは何か
1. 読む (将来・情報・本質など)
2. 構想する (プライオリティ、アクション、スケジュールなど)
3. 伝える
4. 実行する
<b><span style="color:#0000ff;">オーナーシップ。これを持っていない人は、仕事に対する思い入れが浅く、自分が担当している仕事をどこか他人事として捉えている。</span></b>上司から言われたから、お客さんから言われたから、などという理由で仕事に取り組んでも成果は上がらないのは当然であろうし、成長も出来ない。
仕事をしていると、ここが勝負所だという場面が必ずある。そうした時に逃げずに立ち向かって克服できれば成長できる。そうすれば、社内での評価は「こいつは、会社に貢献できるやつだ」ということでさらにやりがいのある仕事を任されるようになる。
「やるべきこと」は「やるべきとき」に断固としてやりぬくしかない。 -
時代の変化の中で苦境を迎えた富士フィルムを、アイディアと巻き込み力で救い出した古森さんの著書。古森さんが働く上で、生きる上で 大切にして来た価値観を実例とともにまとめた一冊。いわゆるベンチャーマインドのようなものを大きな組織や社会でも活かすための実学書といったイメージ。
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富士フィルムのCEOがビジネスマン、特に若い年齢層に向けて書いた書籍。自らの体験を振り返り書かれたもので、実践的生き方書と著者はあとがきで述べる。
富士フィルムはユニークな会社だと思う。というのもちょっと前までフィルムの会社だったが今ではヘルスケアなど事業を多角化していて社名とビジネスが一致しなくなっている。
その変化のヒントがこの書籍に書かれてあるかと思ったが、精神論の部分が多くを占めており、求めていた内容には出会えなかった。残念。