ハ-バ-ド流“No”と言わせない交渉術: 決定版

  • 三笠書房
3.36
  • (2)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 51
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837954842

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 交渉の達人になる本

  • 交渉で戦い消耗するパターンから脱して、両者が友好的な関係で会議を終えるためのテクニックをしょうかい。
    本書の最後にハーバード流交渉術の真髄が記されている。
    「力を行使するのは、相手の理性に訴えるためであり、けっして屈服させるためではない。理を説き、理には耳を傾け、圧力によってではなく、原則に基づいて問題解決に当たっていく。」

  • 交渉を勝ち負けのゲームではなく、お互いの満足度が高い結論に行き着くためのプロセスとして捉えた本。
    「私たち」として交渉を進める、相手のメンツについて考える、などためになるアドバイスが多かった。
    しかし感情高ぶる交渉の場において、本書の指摘するポイントを冷静にチェックできるようになるためには、相当なトレーニングが必要となるだろう。

  • たいへんなうぬぼれ屋で、そのうえ感受性が強く、傷つきやすい性格の相手は、つねに自意識が過剰気味で、他人から認められ、ちやほやされたがっているので、可能なかぎり相手の自尊心をくすぐってやれば、簡単に心の武装解除ができるとのこと。他にもいろいろな技が書いてあるけど、顧客に対しては日頃から行っていることだった。空気を読めること、自分の感情が波立ったときでもそのサインを見逃さず冷静に対処できるようになること、あとは味方を要所ごとに確保しておけば、大抵の場合大事には至らずに済むのは確か。

  • 古い本だが、大変勉強になった。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

ハーバード交渉学研究所の共同創設者。大学で人類学、言語学、古典学を学び、ハーバード大学では社会人類学の博士号を取得。1979年にフィッシャーと共にハーバード交渉学研究所を設立。労使紛争から戦争、地域紛争に至るまで35年以上にわたり調停役や交渉の助言を与えてきた世界で最も有名なネゴシエイターの一人。

「2021年 『マンガでわかるハーバード流交渉術【逆転の切り札篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウィリアム・ユーリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×