大人もぞっとする 初版『グリム童話』: ずっと隠されてきた残酷、性愛、狂気、戦慄の世界 (王様文庫 D 12-3)
- 三笠書房 (2002年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837961659
感想・レビュー・書評
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グリム童話の初版について書いた後に、
その時代の背景も含めながら考察が書かれていたよ。
なんとなく、サクッと読めるけど、
それだけって感じでしたー。
子どもに読み聞かせるようなおとぎ話も、
本来はもっとドロドロとした、艶かしい話であるのが
ほとんどということ。
怖さやエロが含まれてる話ーって感じでしたー!!
もっと考察が詳しく書かれているかと思ってたので、
拍子抜けしちゃいましたー。
残念…(´Д`)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに、童話を読むのも楽しいなと思った。
でも、話が大人向けだったので、ほのぼの読む感じではなかったが、そこが良かった。 -
一時流行った本当は怖いグリム童話の亜流。解説はいらないかな。
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2012/07/13
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以前からホントのグリム童話は恐ろしいと聞いていましたが、なかなか読む機会に恵まれず・・・。
本屋さんの平積みで見かけ、お風呂用の一冊として購入。毎日1話ずつ湯船につかって読んでいます。現在3話目『長靴をはいた猫』まで読みましたが、ぞっとするというよりは、子供の頃、絵本で読んだ物語を懐かしく思いながら読んでいる感じ。
若干不自然に感じた絵本のストーリーもこれなら納得という感じがします。 -
残酷な話が多い。グロは少ないけどね。
物語後の解説が同じ本を読んだ友人と感想を言い合っている気分になってけっこう面白い。
初版シンデレラ(灰かぶり)のラストは結構衝撃だった。 -
歴史的背景を感じながら、元ある物語はとても残酷なものだと感じました。
私たちに伝えられているのは、メルヘンの世界。
しっかり読みとくと面白いと感じます。 -
家にあったので読みました。
怖いです。人間の闇と歴史的背景を知ることができました。
ディズニーで知られているシンデレラのような生優しい物語でなく、残酷さが秘められた裏設定のあるシンデレラは不気味で恐ろしさがあり、奥が深かったです。
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批判を受けて改筆される以前の初版『グリム童話』について。
残酷、性愛、狂気、不道徳な部分をそのまま紡いでいる。
それぞれの話の終わりに解説があり、分かりやすい。