大人もぞっとする 初版『グリム童話』: ずっと隠されてきた残酷、性愛、狂気、戦慄の世界 (王様文庫 D 12-3)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 868
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837961659

感想・レビュー・書評

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  • グリム童話の初版について書いた後に、
    その時代の背景も含めながら考察が書かれていたよ。
    なんとなく、サクッと読めるけど、
    それだけって感じでしたー。

    子どもに読み聞かせるようなおとぎ話も、
    本来はもっとドロドロとした、艶かしい話であるのが
    ほとんどということ。
    怖さやエロが含まれてる話ーって感じでしたー!!

    もっと考察が詳しく書かれているかと思ってたので、
    拍子抜けしちゃいましたー。
    残念…(´Д`)

  • 久しぶりに、童話を読むのも楽しいなと思った。
    でも、話が大人向けだったので、ほのぼの読む感じではなかったが、そこが良かった。

  • 子供には聞かせることのできないグリム童話の原点の数々。以前にも似た系統の本を読んだことがあるので知ってる内容もあったけど、著者が違うせいか話の印象がガラッと違って同じ話と感じなかった物もあった。個人的には「長靴をはいた猫」が好きでした(ハッピーエンドだからかな?)

  • 一時流行った本当は怖いグリム童話の亜流。解説はいらないかな。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「グリム童話の亜流」
      って偽物とは違う。二番煎じってコトかな?
      「グリム童話の亜流」
      って偽物とは違う。二番煎じってコトかな?
      2012/07/13
  • 以前からホントのグリム童話は恐ろしいと聞いていましたが、なかなか読む機会に恵まれず・・・。
    本屋さんの平積みで見かけ、お風呂用の一冊として購入。毎日1話ずつ湯船につかって読んでいます。現在3話目『長靴をはいた猫』まで読みましたが、ぞっとするというよりは、子供の頃、絵本で読んだ物語を懐かしく思いながら読んでいる感じ。
    若干不自然に感じた絵本のストーリーもこれなら納得という感じがします。

  • 残酷な話が多い。グロは少ないけどね。
    物語後の解説が同じ本を読んだ友人と感想を言い合っている気分になってけっこう面白い。
    初版シンデレラ(灰かぶり)のラストは結構衝撃だった。

  • 歴史的背景を感じながら、元ある物語はとても残酷なものだと感じました。
    私たちに伝えられているのは、メルヘンの世界。
    しっかり読みとくと面白いと感じます。

  • 家にあったので読みました。

    怖いです。人間の闇と歴史的背景を知ることができました。

    ディズニーで知られているシンデレラのような生優しい物語でなく、残酷さが秘められた裏設定のあるシンデレラは不気味で恐ろしさがあり、奥が深かったです。


  • 批判を受けて改筆される以前の初版『グリム童話』について。

    残酷、性愛、狂気、不道徳な部分をそのまま紡いでいる。

    それぞれの話の終わりに解説があり、分かりやすい。

  • 図書館にて読了
    小さい頃から読み続けたおとぎ話は実際に怖い話であることを知ったのは高校生頃だったなぁ。
    読んでみたいとおもっていたが、機会が中々なかった。
    今回、読んでみた。
    この書籍を読んでみて、怖い話と思ったのは
    トゥルーデおばさん
    わがまま子供
    ふたつの話がゾクッとした。
    流石に子供向けの話にはかなりのエグい。
    それを作成したグリム兄弟方がすごいと思った。
    また、似たような作品を探して呼んでみたいと思った。

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