本がいままでの10倍速く読める法 (知的生きかた文庫 く 19-1)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 418
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837972327

感想・レビュー・書評

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  •  最近は、読みこなさなければいけない本に追われている毎日なので、少しでも速い速度で本を読むことができないだろうかと考えて、この本を手に取ってみた。
     この本で述べられている、速読した方が本の内容の理解は早いということは確かに理にかなっていると思った。実際の経験からも、変にゆっくりと読むよりも、集中して一気に読んだ方が理解が早いということと同じと考えることができる。また、頭の中で音にせずに、とにかく目を先に動かしてしまうというのは世間でよく言われる速読と同じことだなと感じた。しかしこの本で目指している能力開発法という部分に結びつけて考えられるとちょっと抵抗を感じる。ただ単純に、読まなければならない書物をこなしたいだけの読者(=私)に、頭の回転が速くなるとか言われても、「?」という感じ。ちょっと期待外れだった。
     ところで、このような本を読んで感じたのが、速読ってニーズもあるし、昔からよく言われていることなので、科学的な体系ができあがっていないのだろうか? それなりに確立した理論があるのであれば、そのような方法にのっとって速読を身につけたいなと感じた。

  • これを読み終わったからといって速くなるわけではないです。

    こんな感じでできるよーという話が多い。

    それを踏まえて、普段から本を速く読む練習してれば、普通の人は普段そんなに本をはやくよもうとしてないので、10倍くらいはやくなると思う。 

    結局、本人の努力次第ってことですね。

  • 栗田式速読法(≒SRS)についての本。SRSについての説明と会得のためのトレーニング方法が紹介されている。

    フォトリーディングの本と読み比べるために購入したのだが、SRSとフォトリーディングには数多くの共通点、類似点が見られる。これは、こういった速読法が有効であるということを信じる上で重要(信用できなければ、やってみようという気にはならないから)。

    本書には、SRSを会得するためのトレーニングが数多く載っている。その内の一つとして紹介されている「指回し体操」は著者が発案したものだそうだが、以前テレビで観て、やったことがあるものだった。これらのトレーニングは結構面白く、脳への刺激になりそう。

  • いわゆる速読について書かれた本。実際にこの練習法をしていけば1ページを1秒で読むことができるようになるんだろう。

    ただ、速読法の本の最後は少し宗教っぽくなるのはお約束なんだろうか・・・

  • 基本的に速読はトレーニングが必要不可欠であり、その練習方法が具体的に書かれている。速読は魅力的なものであるが、すべての本に当てはまるわけではないようである。つまり、速読するかゆっくり精読するかは本人次第であり、どっちが良い悪いではないと思われる。

  • 電通支社長研修など多くの企業、学校、各地の読書会でも採り入れられ、その凄い効果が話題の栗田式「速読法」。この読書法が、あなたの“人生効率”を大幅にアップさせる!あなたの常識をひっくり返す「新しい」読書法。

  • 37本が今までの10倍早く読める法 栗田昌裕
    逐次型→空間型処理
    情報のイメージ化
    分散入力→並列処理→統合出力
    情報の広範性関連付け、圧縮、敷衍
    情報の階層性

    実践
    1情報の断片の思い出し
    2空間的な情報の思い出し
    3全体の意味の流れの思い出し

    @cpa_1992
    効果
    1具体的な目的持つ
    2進度を測る物差し持つ:定量or定性
    3日常的な実戦訓練:速読の応用を考えながら生活

    KW
    1スピード
    2リズミカル
    3呼吸
    4枠組みを大きく
    5チャンク(意味ある情報のまとまり)
    6響き
    7心の中繰り返し
    8最適化
    @cpa_1992
    ・本を読む場面でだけでなく、情報を如何に効果的かつ効率的に処理するかということについて、すごく体系的に書かれている

  • 新潮文庫の100冊を全部読むとか、やってみたいなーーー

  • なんだか気持ち悪くなって読むのやめた。いや、速読の練習で酔ってとかじゃなく、宗教とか胡散臭いセミナーのような気持ち悪さを感じた。
    ちゃんとやればできるようになるのかもね、速読。

  • #bookoff

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著者プロフィール

名古屋大学准教授

「2018年 『民法4 債権総論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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