「人づきあい」の心理戦術 (知的生きかた文庫 あ 25-1)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837973430

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  • ◆気づきのキーワードと解説
    1 頼まれる前に気づくことで人の心に響く
    頼まれて動くのは当たり前

    2 おせっかい覚悟で親切をする
    おせっかいとおもわれたらどうしようと考えていてはサービスレベルは上がらない
    失敗を繰り返しながら徐々に体で覚えていく、そのうちここまでならやってもいいかなという親切の境目が見えてくる

    3 信頼を得る人がいるお店が繁盛する
    私たちはものを買っているようでいて、実は無意識に人の心を飼っている

    4 商いの原点はTOILETにあり
    TOILETのきれいな会社は商品も優れている
    社員のモラルや仕事に対するモチベーションも高い

    5 傍を楽にするという心を持つ
    お金を稼ぐために働くというのは当たり前ですが、その根本に傍を楽にするということを忘れては繁盛はありえない

    6 与えれば必ず還って来る
    おばちゃんの思いやりは目の前の損得を超えている
    だから人の心に響く

    7 同じありがとうは一つもない
    ありがとうといえばいいものではない
    感謝の心をどう伝えるかが問題です
    その伝え方にはマニュアルもルールもない

    8 お客様の喜ぶ顔が見たいという気持ちこそ働くエネルギー
    喜んでもらうための、もっともっとに上限はないのです

    9 たった一言の声掛けでうれしくなる
    待たせてごめんね、とたった一言、声を掛けられるだけでイライラが和らぐ

    10 マニュアルとは、ここから何ができるかという最低限の線である
    いつも心の中に一本のマニュアルという線を引いて仕事をしましょう
    その線の位置は人によって異なります。そしてそれは常に動きます
    鉄棒の懸垂のようにぐいっと腕をあげるイメージで、常にこの線より上に顔がでるようにしましょう
    これを続けているうちに心の中の線が上に上がっていることに気づくでしょう

    11 もし自分が店長だったらと考えてみる
    もし自分が店長だったらと立場を置き換えてストーリーを書く
    もっと良い方法があるかもしれません
    考えてみていただけたら幸いです

    12 思いやりこそがサービスの原点

    13 これはと思ったらまずは実行
    一見、非常識だと思われることもチャレンジしてみるというスピリット

    14 売る人は買う人の気持ちがわかっているはず
    いつも買う時に不愉快な思いをたくさんしているはず
    今度は売る側になったとき相手に不愉快な思いをさせず、より喜んでもらえるようにするだけのこと

    15 お客様ぶらない
    大阪ではタクシーから降りるとき、多くの乗客がおおきに、と声を掛けます
    お金を支払う側が感謝するのです
    お客様ぶらないということは商いの大切な心得

    16 目先の自分の利益だけを追い求めない
    利は後にして、まずは義(こころ)を先にする者が栄える

    17 アイディアのヒントは他の業界に眠っている
    商品を開発する際の発想力にも業界の垣根はありません

    18 成功する人と失敗する人の違いは続けられるかどうかである
    ひょっとすると89%か90%とかの位置まで既に着ているかもしれない
    ということは明日の1%を加えることで91%になる一気に成果が現れるかもしれない

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著者プロフィール

筑波大学大学院教授、心理学博士。広島大学大学院博士課程修了。宮崎大学助教授、東京学芸大学教授を経て現職。
[主な著書]『ピンチを解決!10歳からのライフスキル①友だちづきあいに悩まないソーシャルスキル』(監修、合同出版、2018年)、『大人になってこまらない マンガで身につく友だちとのつきあい方』(監修、金の星社、2017)、『上司と部下のためのソーシャルスキル』(共著、サイエンス社、2015)、『イラスト版子どものソーシャルスキル』(共著、合同出版、2010)など多数。

「2019年 『イラスト版 子どものモラルスキル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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