- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837974758
感想・レビュー・書評
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※2005.12.29売却済み
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4月の読書会の課題本
この本の推薦者Oさん、正直この本を推薦されたことが意外でした
私の勝手なOさん像は、この本のようなアグレッシブな感じではなくて
もっとホンワカしたイメージだったので・・・
堀場雅夫さん言えば堀場製作所の創業者
とても有名な方です
堀場さんと聞くと思い出してしまうエピソードが・・・
昔々・・・堀場さんの著書「仕事ができる人 できない人」という本が出版された頃
当時結婚してまして・・・その時の旦那さんに「読みなよ!」と言って渡して
イヤな顔をされました(苦笑)
休日ともなると昼まで寝ていて、起きたと思ったら新聞のテレビ欄とスポーツ欄しか
読まない人だったのですが、とってもそれがイヤで・・・
今思えば私も相当ひどいですよね(苦笑)そんなタイトルの本を渡すなんて・・・
課題本に話を戻して・・・
この本の前半、とってもイヤァァな気分になりながら読んでました
なんでこうも権威的と言うか、自分の価値観を押し付けてくるんだ?って・・・
後半はやや軟らかくなったので最後まで読むことができました
でも堀場さんの意見全てがイヤなわけでなく、納得できるものとできないものに分かれて
この分かれ方はなんだろうか?って考えた時に、視点が違うんだってことに気づきました
社会人としての視点とカウンセラー・キャリコンとしての視点・・・
社会人としては納得できても、カウンセラー・キャリコンとしてだと「ちょっと待て!」と
突っ込みを入れたくなる・・・この違いかなぁ~
「ちょっと待て!」の中で私が強く感じたのは「キャリア・アンカー」の違い
堀場さんは自分のアンカーだけで語っていて、他のアンカーを否定しちゃってる個所があって・・・
いやいや、そういうのを(アンカー)を大事にしてる、あなたがあなたのアンカーを大事にしてるのと
同じくらいに大事にしてる人がいるのよって
いろんなタイプの人が働く企業のトップが、そこを否定しちゃったらダメじゃんって・・・
一企業をここまで大きくされた方なので、もちろんそんな事を百も承知で書かれた本だと思います
最後の方ではコミュニケーションが大事って書かれてありますし・・・
ちょっと最近では読んでなかったアグレッシブな「昭和の香り」がプンプンする本でした(笑) -
未読
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2005/12/13
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ビジネス系本で『おもしろい!』と短時間で一気に最後まで読んだのは今のところこの一冊だけ。このテの書物は、ごく当たり前の事をダラダラと最後までもっともらしく書き連ねてあるものが多い(と私は思う)が、これは『ふむふむ、なるほど〜〜』と項目ごとに新しい教訓を読み取ることが出来『もっと読みたい!』気分になる。『こういう場合はどうするべきか?』提示に対し著者の体験に基づき『こうすべき・こうした』が述べられている。もちろん何故『こうすべき・こうした』かについて読者が納得または理解出来るかたちで説明されている。ビジネスパーソン向け書物なのだろうが良い『生き方』のひとつの提案・紹介書として学生や一般向けにも読みやすく、得るものがある…そんな1冊。
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堀場製作所の堀場さんの書いた本。一度堀場さんの講演を聞いたことがあるが、その時の印象と同様非常に面白い語り口で書かれていて時間についての堀場さんの考え方が書かれている。今時分に必要なことは何なのかを考えられることが仕事ができる人に求められる資質であると書いている。