パリからの旅: パリとフランスの町々 (guide an・an)
- マガジンハウス (1990年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838701445
感想・レビュー・書評
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私が旅に出たくなったら必ず眺める。
情報は古いけど、それでも旅の香りを感じる。 -
いろんな世代のパリがある。そんな中、いまのパリ情報のルーツにあるのは「情報誌」が立て続けに登場した1970年代ではないだろうか。当時の2大ファッション誌のひとつ「an an」のデザイナーだった堀内誠一のイラストパリ案内がこの本。サブタイトルにも「ギイド・アンアン」とあるように、アンアンの旅ガイド的位置づけだった。しかしその内容は堀内誠一による旅の絵本。当時彼はパリ郊外にあるアントニーに移り住み、そこを基点にヨーロッパ各地を旅していた。本も「パリガイド」とあるのに、フランス全土、遠くイタリアやスペイン、イギリスまで足を伸ばした内容となっている。
カラフルなパステル画で書かれたガイドは、40年以上経つのにあまり古さを感じさせない。……というのはウソで、実際古いのだが、自然に受け入れられてしまう。これはヨーロッパの街並みと同じ感じだ、手書きの地図は、作家が歩きまわって描いたものであることがよく伝わってくるし、その道すがらなにと出会い、感動したのかも地図から読み取れる。フランスに長く暮らしても、日本のメディアで活躍していたこともあり、その視線は日本人そのもの。印象に残ったものだけで構成されたガイドブックは、パリの魅力をダイレクトに教えてくれる。いまも「アンアン」「ポパイ」「ブルータス」は、彼が描いたロゴが使われている。 -
雑誌「an an」で連載したイラストによるパリガイド。発行は1990年。当時の日本人とパリ(とフランス)の距離感がとてもよくわかる1冊。メトロの駅のアールヌーヴォーさに感激し、カフェのおしゃれな雰囲気を描き、プロヴァンスからコート・ダジュールへの車窓を追う。
旅に出る時、この「目線」と「感覚」を思い出すために引っ張り出す一冊。
そうなんだよなあ。海外旅行ってワクワクする真剣勝負だったのだ。 -
先日行ってきたパリ
個人的にはすごく好きな場所になりそうな気配。
何となく初めて京都に住み始めた日の事を思い出し
ああ嫌いで嫌いでしょうがなかった京都に来てもうた〜
という感覚と10年たって離れたくない場所に変わったあの時が
数日の間に蘇りました。
手書きのスケッチを元に
パリとフランスの町々をガイドしている本作。
いつでもどこでもあの雰囲気を楽しむ事を可能にしてくれます。 -
2010/12/29購入
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本当に細かく見たこと、食べたこと、感じたことなどを絵と文章で綴っています。
パリ好きには最高な旅絵本です。
行ったコトの無いパ...
行ったコトの無いパリを身近に感じます。。。
ですです!!
私もホント、そう思います。
行ってなくても行った気分にさせてくれる1冊ですね。
ですです!!
私もホント、そう思います。
行ってなくても行った気分にさせてくれる1冊ですね。