- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838710065
感想・レビュー・書評
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友からおすすめしてもらった魚喃キリコさん。
絵と雰囲気が素敵。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
眼で掬い取る作品、ずっと本棚の中にいて欲しい本、たまには取り出して読むからね
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昔は違う部分が好きだったので趣向は変わるものだなぁと思った
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男女性別関係なく、一番ややこしい時期の大人びた感情が描かれており、なんともエモくてタバコが吸いたくなる。
これが23年前の作品?
自分たちが考えていたことや行動はすごく特別に思えてたけど、ちがった。そういう年齢なだけだった。
恋をし過ぎたり、愛し方がわからなかったり。そんな多感な時期を越えたての若者を描いた作品。なんか感心した。 -
エモすぎてわかんなかった。
表紙は好き。
青色が残したものへ〜も好き。 -
作品としては、とても良いものなんだろうなとは思う。芸術表現的な意味で。
ただ私には、この後ろ向きな感じとか、楽しげであっても病んでる感じとかを、好きだと思えなかった。
好きじゃないなと思いつつ、最後まで一気に読んだし、最初に書いたように良作だと思わされもする。これってきっと結構すごいってことじゃないか。 -
登場人物も言葉も とげとげしい。
自暴自棄になった時に読んだらいい -
魚喃先生の作品はどれもアクが強くて人を選ぶ印象ですが、このwaterのとんがり具合はすごいです。
strawberry~や、キャンディーの色~などは、連なった短編がひとつの物語として完成する形をとっていますが、
このwaterは数ページで終わってしまう短編がバッサバッサと放り込まれているのです。だからもう大変。読み終わった後は頭の中が嵐のあとのようです。
数ページとはいえ、それぞれの短編に織り込まれたメッセージ性は強烈で独特。予備知識なしで臨めば、おそらく何度も演出に度肝を抜かれます(笑)
他作品と比べると、絵柄も若干癖が強いです。
強烈ではありますが、根底に流れているメッセージはシンプルで、女性なら誰でも共感できるものではないでしょうか。 -
ざくざくしてのめり込む、感触触れるものね
//あたしのことは 思い出さなくていいんだよ//
でもね、でもあたしは・・
いわれたけど、いわれたくない。
尊いってなに?
あたしの中にもきっとある感情、口にしたら消えちゃうから文字なら消えないかもね -
まるで熱いポットに思わず触れたときの、
あの痛みと驚きの戦慄のような。
忘れていたわけではないけれど、
不意をつかれて蘇る感覚。
よくこの瞬間を、この感情を、
的確でリアルな言葉と絵で表現できるなぁと、
感服。