- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838719358
感想・レビュー・書評
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会社生活で上司との関係(私も漠然と感じてきたことです)が、よくまとめられていると思います。
会社での処世術とは思わず、若い人に参考としてもらいたい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上司との関係を円滑にいかせることが、自身の良い仕事のアウトプットにつながるのだと感じる一冊。嫌悪感を抱かず、うまく付き合う方法を模索する方が良いと前向きな気持ちにさせてくれた。
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図書館
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実際の体験に基づいた内容で非常に参考になった。
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7/3【前】
気に入られる部下の行動を心がけて、双方に利益があるようにする。
【後】媚びない、めげない社員のほうが上司の期待値が高いということ。厳しいのはそれだけ鍛えてやりたいと思うから。鍛えた分だけ、きっと成長すると思うから。上司からすれば媚びない•めげない社員のほうが頼りがいがあって期待値が高い。
1 上司は部下の頑張りを見てくれていて当たり前、と思っていないか?
2 上司が正しく評価してくれないという前に、自分の仕事の成果やプロセスをちゃんと上司に報告しているか?
3 自分の仕事ぶりと他人の仕事ぶりとを客観的に把握できるほど、自分は周りの人の仕事に関心を持っているのか?直感で語っていないか?
自分の評価は七掛けにして、自分で自分を冷静に分析する。自分の立ち位置を理解して、「今の自分だったらどういう仕事が回ってくるのだろう?どうしたらいい仕事が回ってくるのだろう?」と考える。こういう人が将来的に伸びるはず。
スポーツの世界において、審判の心証を害してもいいことがないように、査定した上司の心証を害してもいいことは全然ない。
感情的になることは、あなたにとって何も意味がない。
まずは結果は結果として真摯に受け入れることです。
「結果はデジタル」スポーツと同じ。勝負の世界にはラッキーもアンラッキーもある。負けたことを受け入れらる人にならなければ。責任転嫁してラクなほうに逃げていては、カリスマ性は身につかない。
できる人は目先のことに一喜一憂したりしないし、悪い結果を人や環境のせいにしたりもしない。
自分のとった行動に対して「なぜこうしたか」という理由や目的を伝えることのできる人は存在感があり、評価されるということ。
自分がやっている行動をちゃんと説明できない、または緊張しすぎて喋れない。または適当に交わして逃げようとする。これでは上司も部下のことを理解したくても理解できない。
できる人は、自分が与えられた仕事について自分がどういう行動をとったか、どういう結果を出したかきちんと報告できる。
上司が自分を見てくれないと嘆く前に、まず伝える。それが部下の仕事であり、義務なのです。
「何か結果を出したいとき、そこまでの道筋なちゃんと戦略がある、もしくはこだわりがある」タイプの部下は特に存在感がある。結果出した際、ただがむしゃらにやっていた、などでは上司もとくに気に留めることもなく終わってしまう。ちゃんと取り組みに対して狙いがあって、自分なりのこだわりがある、仕事を通してこうなりたいと思っている。そういった思いを語れる部下に、上司は何となくその後の成果を聞いてみたいと思うもの。
できる人は、余裕があるから、人にものを頼まれたときに相手の目を見て話すことができる。
自分のキャパシティはいっぱいいっぱいなのだと先に主張してしまうと、この人には無理だからいいやと相手に判断されて終わってしまう。
だから、どんなに忙しくても、そんなことはおくびにも出さずに「大丈夫ですよ、元気ですよ」と余裕を見せて答えるほうが安心感を与える。結果、この人にはもっと上の仕事を任せても大丈夫かもしれないと、上司は期待を覚える。
「これしかやらない人」は「これしかできない人」と同等に映る。
できる人は昨日今日の結果に一喜一憂しない。常に先を見据え、先手先手をうって行動する。よって、今の調子を聞かれれば、今の結果はもちろんのこと、将来を先読みしたうえでの、自分の考えや行動を上司に伝えようとする。
できる人は先読みで行動することができる。しかし、気をつけないといけないのは、「言われたことはちゃんとする」ということ。その上で足りないものを予測して補うということ。
「そういう仕事がくると思っていましたので、事前に準備していました」と答えることができるかどうか。できる人になるためには、「これから自分はどんな仕事をしていくのか」と「自分は上司にどんなことを期待されているのか」を合わせて、今やっている仕事の次を、リアルに具体的に先読みして行動することが必要です。
上司の貴重な時間を奪わず、上司が判断するための情報だけをきちんと伝える「アピール力」を身につける。エレベーター、車の中、昼ご飯の間などを利用して、一分、一分半で要領よく、自分でやりたいこと、判断してもらいたいことを伝える訓練をする。
【上司にモテ続けるために】
•上司が自分に何を期待しているかを聞く。
•婉曲や遠まわしなものの言い方をしない。
•優先順位を明確にする。
•心ではどんなに落ち込んでいても、喜んでいても、次の現場に行ったらそんなことをおくびにも出さないのがプロであり、できる人。
•できない理由ではなく、解決策をいう。上司からすれば解決策が無いのに問題点をあげるのはいやなやつ。 -
上司はころころ変わる。
仕事は上司から与えられる。
上司が求めるものは人によって変わるので自分が変わるしかない。
どんな上司が来ても対応できるように自分のスキルに幅を持たせる。
この本に出会ったおかげでうちの上司と話ができるようになったかも。 -
おもねり過ぎるのも良くないよね
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2008.12
年末年始 役職者へのオススメ本。
自分がどう評価されているか、
部下をどう評価するか、
上司、部下、双方の立場の人に役立つ本です。
リクルートの6年間連続トップセールスで伝説の営業マン。
人事コンサルティング、企業研修で活躍中の高城さんの新刊です。
「上司にモテれば なりたい自分になれます」
前の会社の退職理由の「ホンネ」の1位は「上司との人間関係」
上司とは「合う」のではなく、「合わせる」
モテ部下の心得、原則、上司に合わせた対応が具体的です。
自分はどう評価されているのか、気になる人も多いでしょうし、
部下の査定をする人にとっても、ズバリ参考になる本です。
私は、社長同士の付き合いが多いですけど、仕事柄、役員や役職者、若手社員の方々の話もよく聞きます。
その中でも、多いのが、「自分はどう評価されているのだろうか?」私は言葉足らずのところがあるので、他社の人の話を聞いて、自分の胸も ちくっと痛みます。
「どうも自分は社長から評価されてないんだよなー」という役員さんには「そんなことないですよ。評価しない人を役員にしているほうがリスクなんですから。社長はきっと頼りにしていますよ!」
「自分は上司に嫌われているんです。出世もできない」という若手には「上司だって完璧じゃないし、自信なかったり、悩んでる人もいるよ。出世したいなら、上司をうまく使いこなすくらいじゃないと。大丈夫!」
社長の立場からすると、社長もうまく使いこなして欲しいし、
使われる社長になりたいと思っています。