ダメ男がグッチ社長になったわけ

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720729

作品紹介・あらすじ

なぜ、一介の販売員がグッチの社長になれたのか?なぜ、夢のアーリー・リタイアメントを実現できたのか?ビジネスと人生を楽しみたいすべての人に贈る勇気と希望の書。

感想・レビュー・書評

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  • なぜ社長になれたのか?

    →組織はひとりの力では動かないが、会社で立派な仕事をするには発言力と存在感という意味である程度の肩書きとポジションが必要
    ブランド構築において何をブランドとして設定するか、つまり事業コンセプトを明確にすることが大事
    経営者の役割は
    1.中長期的ビジョンと方針を打ち出し、目標設定の上で社員と共有する
    2.社員のやる気を引き出し、モチベーションを上げる
    3.最終決断をしてすべての責任を取る

  •  ダメ男が…というタイトルになっていますが、全然ダメ男ではありません。でも、社長という位置まで上り詰めていく、その過程はとても魅力的です。

     人の成長は、既に過去のものです。恐らく、今の若者がそのまま真似をしたとしても、同じようにうまくいくわけではないでしょう。しかし、筆者の生き方の芯の部分は、多分、今の時代にも通用する力強さがあると思います。

     面白いと思ったのは360度評価。p.206「上司だけを見ていても評価されませんよ」ということ。上ばかり見ている人間にロクなヤツはいない。機会があれば私も挑戦してみたい。

  • ロールモデルになりうる。

  • 2010/8/12

  • 東大を出て官僚になることを親から義務づけられていた著者が、上智から伊勢丹、そして食器売り場や経理など、本人としては「期待外れな」人生を歩みながらも、その場その場で「そこそこ出来るように」努力した結果、ヘッドハンティングを受けてグッチの社長となり、さらにアーリーリタイヤメントを実現するまでのサクセスストーリー。面白いエピソードもあるし、著者の人柄も好感が持てる。ビジネスを成功させるためのコツというかノウハウも納得がいくものばかり。ただ、「ダメ男」と言うほど底辺から這い上がった感じはしない。凡人から見たら十分羨ましい境遇かもしれない。

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著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科 教授。専門分野は理論言語学(音韻論・音韻理論)、日英比較音韻論、進化言語学、生物言語学。主要業績: 『アクセントとリズム』(英語学モノグラフシリーズ14、研究社、2005)、『日常言語に潜む音法則の世界』(開拓社言語・文化選書10、開拓社、2009)、Special Issue—Excavating Phonetic/Phonological Fossils in Language: Current Trends in Evolutionary Linguistics(編著、日本音声学会機関紙『音声研究』、2017)、など。

「2018年 『言語の獲得・進化・変化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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