続・僕の姉ちゃん

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 471
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838728251

作品紹介・あらすじ

アラサーOLの姉と新米サラリーマンの弟。ふたり暮らしの部屋でかわされる姉弟の会話を描いた、雑誌『anan』の人気連載が単行本に!恋や人生に対する姉・ちはるのぶっちゃけトークには共感、弟・順平のおぼこい(?)反応に胸キュン。クスッとふむふむが共存する会話コミック。2011年描き下ろしで出版された『僕の姉ちゃん』(同じくマガジンハウス刊)から、価格は据え置きで大増ページ! 単行本版描き下ろしページもあります!

感想・レビュー・書評

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  • 2020年7冊目。
    毎回ほぼワンシチュエーションで繰り広げられる姉とボクとの会話オンリー漫画。ひとりっ子のぼくにはこんな姉が欲しいと思う反面、自分の子どもたちを見てると、この「ボク」は姉から見えている(もしくは姉がそう見たい)弟の偶像なんじゃないかと思えてきた。弟に違和感があるんですよね。妙に気づきがいいというか、、余計な考察でした。
    様々な名言も飛び出して、仕事、恋愛、生き方について考えて忘れちゃいそうな、そしてまたふと思い出しそうな優しさが心地いい。

  • ドラマ化されているのを知人男性にすすめられて何気なしに見ていたんだけど、結構おもしろくって。コミックはこの益田ミリさんならではのタッチが癒される。
    それぞれ仕事から帰ってきた姉弟が、部屋で交わす会話がメインになってるんだけど、そのゆる〜い感じが癖になる。ゆる〜いのに、的確で、鋭くて、奥深いんだよね。

    **
    あたしの言う保険とは老後のこと
    若さや美しさが消え去ってからも
    男にちやほやされた思い出は失われない

    女が出す「ちゃんと見てるよビーム」はさ、
    男を落とすための武器としてはベーシックだからね
    「お母さん、ちゃんと見てるからね」
    と同じ成分でできてるから
    男の子はクラクラきちゃうわけ

    いらないいらない
    うしろに乗るのバイクだけで充分だから
    人生、前に座らないと、景色が見えないじゃん

    ちょっといいなと思っている男子のために
    出かけていく若さが
    人生の中で限られたものであることに、
    今夜はみょうに切なくなったからかもしれません

    新しい口紅を買ってきた夜ってさ、
    初心に戻ろうって思うんだよね〜

    今までで最強だったのは、「高校の保健の先生」

    わたしの将来は、いつも明日だっ

    イケメンじゃなくても、これ言われたらキュンとくるセリフってある?
    「ちょっと歩くから タクシー拾いましょう」

    ちがう、ちがう、モテる人は時空を超えるの
    はじめて会った時着てたワンピースすごく似合ってた、とか
    ずっと忘れないでいてくれたってのがわかるのがいいのよ〜
    **

    女のなんたるかを、恋愛初心者のヘタレ弟にせつせつと説いておる。
    「弟よ、」と哀れむような姉の口調から、芯を食った名言がビシィッと飛び出すんだよね。たまにからかって下ネタぶっこんでくるのも好き。
    こんな姉がいる人を彼氏にしてみたら察しが良くて気が利きそうだなあ。世の姉ちゃん各位、積極的に弟を教育してください。
    ドラマの姉ちゃんは黒木華で、ゆる〜いテンポはぴったりなんだけど、男ととっかえひっかえデートしてる派手なイメージではないわな。貫地谷しほりとか波瑠とかどう?
    というか、男性がこのドラマを観て面白いと思うの面白いわ。

  • 流石、姉ちゃん。

  • 女っていうものをほんとリアルに表現してる!

  • お姉ちゃんと僕の会話が、面白いなーって思いながら最後まで読み切ってしまいました。姉側からの意見が、何度「なるほどー」って頷いたか(笑)女子の気持ちとかも代弁してくれているようで、「分かるー!」という場面もチラホラありました。ゆるい雰囲気で続きますが、ハッと気付かされる部分もあるので、飽きずに読めました!

  • 20代か30代だかの姉と弟がテーブルをはさんで何気ない話をする。
    テーマを変えつつ・・・。(大体は恋愛話)
    そんな日常がそのまんま描かれ1冊になったマンガ。

    何となく今回読んでいて、このマンガの「姉ちゃん」と実在の人物が重なってきた。
    オアシスの大久保。
    喋り方とか、下ネタを時々はさむとか、こういう時、こんな事言いそう・・・とか、ちょっと重なってしまった。

    割に男好き。女性らしい計算が働きながらもちょっと憎めない姉ちゃん。
    その話を「ふん。ふん」と聞く度量(?)のある誠実な雰囲気の弟。
    お互いがいいパートナー同士になっていると思う。

    会話自体はハッとするような哲学的な事を言ったりもするけど、大体は普段の会話と同じで聞いたはしから忘れてしまうという内容。
    それはそれで後に残らなくていいのかな・・・と思う。

    今回、なるほど・・・と思ったのはネイルをした姉ちゃんの話。
    綺麗にネイルをして喜ぶ姉ちゃんに弟が
    「料理できなさそう」
    と言う。
    それに対して言った言葉になるほどな・・・となった。

  • 2回ほど宝塚ネタが出てきてびっくり!「起きている時に見る夢」って。まさにそうだなあ

  • (過去の記録)

  • あっという間に続編も読み切っちゃった〜、物足りない!わたしもきゅんきゅんしたいな、、、

  • 姉ちゃん、強かだったりSっ気があるかと思えば、弟が凹んでいる時にはさらりとフォロー。
    ギャップが効く。

    スポーツジム、面白かった。
    行かなきゃもったいないのに行けない。という罪を感じながら生きる
    いわば修行だわね、人生の。
    今日、行ってしまったわたしは、また一から修行である。←斬新!

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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