大人の片づけ できることだけやればいい

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838731664

作品紹介・あらすじ

完璧のゴールを設定するから
片づけがつらくなるーー

「できること」だけ続けていたら、
いつの間にか部屋がすっきり!

暮らしまわりを紹介する人気ムック
『暮らしのおへそ』編集ディレクター
イチダさんがたどり着いた
心と住まいの整理術


丁寧な暮らしやもの、人に憧れ、
"まねしんぼ"をして新しいものを得たり、
経験を積み重ねてきたというイチダさん。

でも、背伸びを続けていると
焦燥感で疲れてしまうのも事実です。

出したものを元に戻したり、
引き出しの中をこまごま整理するのも苦手。

そんな面倒くさがりで三日坊主の性格を認め、
「そろそろもういいかな……? 」と
手元にあるものをもう一度見つめ直す。

片づけ上手な人たちをたくさん
見てきたからこそわかったのは、
「できないこと」はあきらめ、
「できること」を心を込めて大切にするということ。

ある程度の年齢を重ねた
人生後半の片づけは、
スピードを緩めて
今までとは少し違う角度で考えてみる。

そんな"大人の片づけ"を通して、
自分自身を見つめてみませんか? 



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【目次】
1章 なぜ片づけるのかを考える
・片づくための「習慣」を手にいれる
・夫の片づけには口も手も出さない
・片づけは、「時間」と「スペース」と「気力」のかけ算

2章 一田家の片づけ術
台所編
・生涯これでいい、という鍋を決める
・冷蔵庫整理は、買い物サイクルがポイント
リビング編
・「かっこよさ」より「わかりやすさ」を優先した収納に
クローゼット編
・ずっと変わらない定番なんてない
・靴下の捨てどきを決める
書斎編
・苦手でもITの知識はあったほうがいい
・増え続ける名刺や領収書は、とりあえず置き場をつくる

3章 疲れない時間の整理術
・時間管理のスキルより、体調管理が大事
・テレビに思考を乗っ取られない
・「後まわし力」を磨く

4章 人生後半のものの持ち方
・お金の不安は、現状を「見る」ことから
・一周回って、自分の目で選ぶ
・人と人との関係を片づける…

[Column]
整理収納アドバイザー・Emiさんに教えてもらいました
「今さらですが、片づけってなんですか? 」
「クローゼット見直し大作戦」

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で1年間待ちだった。
    (何ヶ月もず〜っと図書館の順番待ちをしていて、読みたかった片付け本3冊の内の2冊目)

    自分の貴重な予約枠30冊の内の1冊分を、このような本が1年間占めていたのかと思うと非常に残念だ。
    何年も前に発刊された本なら、片づけ本としてこの程度でも仕方ないが、2021年発行でこれなのか…

    読む気になれない文章、全く片づいているとは思えない内容、ノウハウも何も有ったもんじゃない内容、見ていて全く気分の上がらない写真、見にくい構成。

    1年間も待ったのは、この本に関しては待ち人数が多かったというより、借りた人達がそれぞれ、なかなか返却していなかった。
    私は1晩で返却。

  • 一日一つの引き出しだけ、片付けてみよう。
    なかなかエンジンがかからない日々ではあるけれど。

    著者は50歳を切り替わりとしているけれど、まだまだそんなのは入口、これからいろいろと年齢と折り合いをつけていかなければならない日々がやってくるのですよね。

  • 欠点はプログラムされてる基本パッケージだから、それを点検していい作用で働くように回路をつなげたらいい。
    欠点は大事な個性。欠点をひっくり返すと何より強い個性になり力となる。
    失敗しないと正しい方法が分からないこと。
    うまくいくかはやってみないと分からない。
    いつもベストじゃなくても、ベターをキープできたらいい。
    これも私だからと公開する。

  • 一田さん御本人もご自分をズボラと仰ってましたが、私もズボラで、でも片付けたくて、やっぱり億劫で…のループ。ズボラな方の片付け術ってどんな感じなのかな?と読んでみました。
    「できることだけやればいい」の副題の通り、一棚だけ片付けるとか、多少ダサくてもいいとか、振り返りノートをつけるとか。ズボラな私でも出来そうなことが沢山。日々の習慣になればいいなと思います。無意識にテレビをつけるのは辞められそうだけど、毎日掃除ばどうかな…頑張ります。

  • 適当でいいわぁと思えました。きっちりきっちりしなくても、やりやすいように継続して片付けていけるように。散らかったらまた片付ければいいんですね。

  • 大人になったら白Tシャツは毎年買おう

    …確かに大人になったら清潔、シワのない服を着ることを心掛けたい。

    人生後半は、もっとともっとと新しいことをインプットするのではなく、既に自分の中にあるものを再確認し、構築し直し、成熟させていく…

    自分の後半の人生はどうしようかな…どう過ごそうかな…と考えていますが、無理して新しいことを取り入れなくてもいいのかもしれない。

  • ざっと読み。

  • 片付け本はあまたあれど、これは最近のヒット!なぜそう片付けるのかが明快で、理想を追い過ぎず現実的に可能な範囲で片付け、ミニマリストに傾き過ぎず、持つ喜びもちゃんと肯定している。そして何より一田さんの文章は優しい口調だけど論旨も明快!読んでいてすっとする。

  • 引き出し一つだけの片付け、やってみよう。
    やりたいことを、やる時間はとって予約しておこう。

  • 自分より年上で、節目節目で指針となるので、読んでいる一田さん。こうしてみようとできる範囲で改善し、自分の心地いい環境を自分のペースでアップデートし続けてるとこ、すごいなあ。

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一田憲子の作品

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