- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838775194
感想・レビュー・書評
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今後のことを考えて吐きそうになった笑
前半は思ったよりも日本って他国に比べ安いんだな、とちょっとびっくりして、後半でそれを紐解いていくのだが、まあそうだろうな、という感じ。
自分が働いていて日々思っていることが書かれていた。システムの問題、これまでの日本の社会構造も影響していると思うけど、日本人の気質的な話が多くて、じゃあどうすんの?ってところは結局個人の話なんだな、って思った。まあそれがこれからのワールドスタンダードになるんだろう。
全部を鵜呑みにするわけじゃ無くて、
外国人の保険だったり、土地購入だったり、労働者だったりは、経済的にはあまり良くないのかもだけど、このグローバル化が進む世界で、自国民ファースト!ってしていくのは難しいのかな、とかも思ったり。もちろん、外国人労働者の賃金が安いままでいいわけないし、空き家とか土地が爆買いされてるのは問題だとは思うけど。
あくまでも考えるきっかけにする程度の本かな -
<目次>
第1章 「ニッポン」の安さを日本人は知らない
第2章 転落しているのは「日本」だけ!
第3章 日本が売られる5秒前
第4章 なぜ「安い国」になってしまったのか?
第5章 「貧乏国」で幸せをつかむヒント
<内容>
まあ、わかっていたが、データで示されるとそれなりにショックである。国として対応が30年間できていなかったツケであるが、第5章に書かれているように、「日本の価値」を若者が早く見いだし、国外からでいいので(国内からよりも有効な可能性がある)、日本を変えていってもらいたい。ただし、物価だけ上がるのは勘弁である! -
日本人の給料が安いことは、ニュースなどでも
とりあげられており、気になっていた。
日本は、物価が安い。
給料も安い。
それでいて、福祉を充実させるから、税金が高い。
経済成長がなされていない。
事なかれ主義により、過去と同じことをしようとして生産性効率に投資をしてこなかった。
さらに、日本は、海外の人が不動産を買いやすい。
また、健康保険もコスパがよいため、狙われる。
いろいろ山積みだが、
逆にやることやれば、伸びしろが大きいのでは?
と改めて思う