ベトナムの基礎知識 (アジアの基礎知識 4)

著者 :
  • めこん
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839603076

作品紹介・あらすじ

ベトナム研究の第一人者、日越大学(ハノイ)学長古田元夫氏によるベトナム入門書の決定版。一気に読めて「必要最小限」の知識が身につきます。

感想・レビュー・書評

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  • ・読みやすい。詳細理解しやすい。
    ・地図を見ながら主要都市の概要を読むのが楽しかった。

  • 日越大学学長の古田元夫先生が著したベトナムの解説本。
    ベトナムの歴史から各都市の概説、現代ベトナムの雰囲気までよくわかり、ベトナム導入として良書だと感じた。

    752年の奈良東大寺の式典でベトナム林邑からきた僧侶が奏でた音楽が日本の宮中雅楽に大きな影響を与え、「林邑楽」と呼ばれる曲が伝えられていることなど、日本とベトナムの歴史的な文化関係があることには感動した。
    また、大学の運営において、言いたい放題で激論が交わされる会議と学長の「会議の結論」で全てが纏まる様子など、共産党との関係が現場でどのように機能しているのかがわかる記述があるのも興味深かった。

  • 東2法経図・開架 302.23A/F94b//K

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著者プロフィール

古田元夫(ふるた・もとお)1949年生まれ。東京大学名誉教授。日越大学学長。
専門 ベトナム現代史
主要著書 『歴史としてのベトナム戦争』(大月書店、1991年)、『ドイモイの誕生:ベトナムにおける改革路線の形成過程』(青木書店、2009年)、『ベトナムの世界史――中華世界から東南アジア世界へ』(増補新装版)(東京大学出版会、2015年)など。

「2021年 『ベトナム戦争の最激戦地中部高原の友人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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