職人の作り方 ‾ものづくり日本を支える大田区の「ひとづくり」‾ (マイコミ新書)
- 毎日コミュニケーションズ (2008年3月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839927011
作品紹介・あらすじ
団塊世代の大量定年退職、技術の高度化とモデルチェンジの速さに伴う短命化、さらには国際競争力の強化も不可欠となるなど、日本のものづくりは危機的な状況に陥る可能性があるとも言われている。本書では、長年、東京都大田区で事業を営みながら、積極的に地域活動にかかわり、多くの中小製造業の経営者との交流を持つ著者が、ものづくりの町・大田区におけるキャリア教育と事業継承という「ひとづくり」を追っている。
感想・レビュー・書評
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復職するときにライター講座でお世話になった奥山先生。現実的でありながら、広く深く世界をとらえて今後の日本の職業事情を見据え、新しい働き方を提唱する講演をおききしました。
お住まいの大田区の中小企業の振興を支援されていることを知り、読んだのがこの本です。実際に、地域で社会のために動いて成果を出していくことのひとつひとつが、ここに書かれていて、感動し学びました。 -
企業は「人、もの、金」であると、よく言われるけれど、「人」を育てるということは容易ではない。ましてや、職人ともなれば、なにをいわんかや、である。
奥山さんについて、私は「大田区の母」であると思っている。
ものづくりの現場をIT化したり、オトコばかりの工場のものを使ってアートをしたり、なにやかやとお世話をやいている肝っ玉母さんだ。
そんな母さんが見た、大田区と、大田区に働く人たちは、とても実直で、がんこで、日本を支える地域のお手本のように思える。
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