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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839928780
感想・レビュー・書評
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【目次】
第1章 現代相振りの基礎知識
第2章 後手三間5五歩・5四銀型
第3章 先手中飛車VS向かい飛車・三間飛車
第4章 後手△3五歩保留三間
第5章 ▲6七銀保留向かい飛車
相振り飛車の定跡書。
第2章の△55歩54銀型三間は今でも必須知識なので中飛車党以外は目を通すべき。厚みで対抗する形は手損が命取りになるので細かいやり取りまで重要です。ただしこの章は先手後手が天地逆に書かれていて読みにくいかも。私は先後を持って盤に並べて頭に入れました。懐かしい。
第3章の中飛車も本書メインのテーマ。先手中飛車対その他もろもろ。相中飛車は扱っていないので、鈴木先生の本で補いましょう。
残りの章は、△3五歩保留型の三間の狙いと、その対策としての▲6七銀保留型向かい飛車の基本を紹介。
雑な感想:最近は後手三間側が先手の矢倉を恐れていないので、△35歩保留はたまにしか見ないですね(菅井流や戸部流が流行ってますから)。それでも後手に作戦の選択肢がある以上、おろそかにできない・・・・・・。この形は、後手で有力戦法のひとつだと個人的に考えているのでなおさらです。
なお、続編の「相振りレボリューション」もやたらマニアックですが振り飛車党なら必読です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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