ディップの本

著者 : 渡辺麻紀

• 毎日コミュニケーションズ (2010年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

お気に入りのパンと一緒に、大好きなワイン・お酒とともに、たくさんおしゃべりしたいときに。野菜メインの軽いものから、メイン料理にも匹敵するような食べごたえのあるディップまでたくさんの種類を紹介。

感想・レビュー・書評

[Tamaさんの感想 · 2013年2月20日]

和洋スイーツ系あらゆるディップのレシピ。

横長の版が珍しいのだけど、それを活かしたページデザインが絶妙。著者の冒頭のことばの見開きのバゲット写真が素敵です。
マヨは浸透しているものの、どうにも日本人の食卓には馴染みの薄いディップ。何に何をつけたらいいの？　と迷えるディップビギナーも大助かりの逆引きINDEX、全レシピ保存日数を記載するなど漏れのない仕事に感嘆しきり。

作ってみたのはにんじんクミン。あら熱をとってる間も芳しい香りが立ち込め幸せな気持ちに。クミンとにんじんはサラダなどの酸味、あるいはカレー味がおなじみだったんだけど、それを上回るおいしさ。見た目地味だけどおすすめです。
クネッケやグリッシーニなどディップのおともレシピも挑戦したいな。
味もレシピ本としての配慮も文句なしの一冊です。

[emhsgさんの感想 · 2012年4月19日]

表紙買い。
レシピは苦手な香辛料満載なので、こういう素材でディップもいいなっていうヒントや参考程度に。

[ちよさんの感想 · 2011年7月8日]

タイトルの通り、色んな料理にのっけて、つけて味わえるディップの作り方をまとめた珍しいレシピ本。
可愛らしい写真と、作り方を眺めるだけでほやーっと幸せ～な気分を味わえる一冊。

著者プロフィール

渡辺麻紀料理家。大学在学中より、フランス料理研究家のアシスタントを務める。フランス、イタリアへの料理留学を経て、 現在は雑誌や書籍、企業へのメニュー提案など、他方面で活躍。著書に、『キッシュとテリーヌ』『シャルキュトリー』(池田書店)、「ごちそうマリネ」(河出書房新社)、「お酒とフォークがとまらない　アペロとツマミ」(主婦と生活社)など多数。

「2023年 『おつまみとお酒のマリアージュ　（仮）』 で使われていた紹介文から引用しています。」