- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839939854
感想・レビュー・書評
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振り飛車党だが、戦法の幅を広げるために手に取った。
不勉強なもので、これで木村定跡の手順を初めて知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦法書としては比較的わかりやすく、木村定跡のような古典的な変化も押さえてある。一冊で、普通の角換わりと一手損の両方を解説するという形式で、両者の違いが解るという利点もあるが、それぞれ深掘りしにくくなっているというデメリットもある。
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【目次】
序章 本書の概要
第1章 角換わりをめぐる戦い
第2章 角換わり腰掛け銀
第3章 一手損角換わり対腰掛け銀
第4章 一手損角換わりへの対策
読みやすい構成はもちろん、全体的にも綺麗にまとまっています。カバー範囲が広く、難易度も高すぎないので仮に初心者であってもも「読む」ことはできます。まあ、低段振り飛車党の私にもある程度理解できたくらいですから。
歴史が長く定跡が相当整備されている角換わり先後同形の仕掛けの部分に関しても、相当数のページを割いて解説されています。その一方で後手番一手損角換わりに関しては、この本だけで足りないので実際に指す場合には補強が必要かもしれません。 -
初めて角変わりに触れるには最適。なぜ一手損がはやっているのか、木村定跡がなぜ優秀かetc、知っているようで知らないツボがふっと腑に落ちる。