服は、あなた。

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  • マイナビ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839957568

作品紹介・あらすじ

大げさではなく、服には、あなたの価値観そのものがあらわれています。

2万人ものスタイリングをしてきた著者が、
服が、暮らしや仕事、恋愛・結婚生活、そして人生そのものにもたらすことを
厳しく、そして、愛をもって語ります。



この本は、服の本なのに、具体的な写真もイラストもありません。コーディネート例もありません。
でも、リアルなのです。
なぜなら、実際に泣きながらカウンセリングをしたお客様が、変わって笑顔になっていく姿を思い出しながら書いたから。(中略)
たくさんの人たちが服から人生を変えてきたように、あなたも、何を着るかで輝く人生はつかめるでしょう。
あなたが思い描いている未来は、服から手に入るのです。
――本書「はじめに」より


【本分より抜粋】
*冷蔵庫のなかには、「着る服がない!」から脱却するヒントが隠されている
*自分が似合わない服が似合う女に、女は嫉妬する
*女は本能的に鞄を集める。だけど、鞄こそ量より質で選ぶべし
*“モテ服”“愛され服”などは幻想。そもそも存在しません!
*「セクシー」は最大の褒め言葉。日本人は「かわいい」を引っ張り過ぎ
*「隙がない」といわれる人ほど、「隙」を味方に
*男の靴には仕事や結婚観があらわれる
*本物の淑女は淑女ぶらない
*買い物中に値段のタグはすぐ、見ない
*無難から脱却するには赤。実は日本人によく似合う
*ボーダーとストライプ。両方の魅力を身につけてこそ、大人
*服は、着られるか着こなすか。ジュエリーは、生かすか殺すか
*長女は服装でも自由になれない
*何を着るか。服のセンスは、人生のセンス     and more!!

感想・レビュー・書評

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  • 政近さんの本、3冊目。“幸せ探し迷子”のアラサー、アラフォー向けの生き方指南書だった。ステレオタイプの軽薄で未熟な女子を一刀両断にして、大人の女性のあるべき姿を示している。でもなあ、この手の典型的な人って政近さんの本読まないと思うけど...。大抵の読者はどっちつかずでしょう。それに結婚できないのは魅力がないからだ、って、乱暴な。。
    それはともかく、つまりは、服選びという日々の小さいことは抽象度を上げるとそれが生き方となり、人生をチャンクダウンすると日々の生活である、と。一事が万事、すなわち「 日々の服選びはそのままあなた自身 」。ふむ、そういうことか。だから服に限らず、衣・食・住のひとつひとつを丁寧に大切に扱いよく考えて積み上げていくことを奨めている。
    服の社会性という点は、いままであまり気にしてこなかったので、しばらくここにフォーカスしてみようと思う。勉強になったのは、下記のとおり。

    ・子供の入学式の服装で優先することは、一に子供、二に桜。風景の中に佇む自分の服装を考えて選ぶ。
    ・その場やそこに集う人たちに服装で歩み寄る自己演出ができれば、人生は数倍楽しく、生きやすくなる。
    ・コーディネートを自撮りし、クローゼットに貼っておくと便利。
    ・執着せずに洗練を目指そう...経験して、失敗して、学んで、スタイルができあがっていく。
    ・女性が本能的に鞄が好きなのは、原始の採取生活の記憶で、大切な食料を入れる生活に欠かせないものだったからと思う。鞄を抱える姿勢も母性で、鞄は女性性のカタマリ。良いものをもつとコーディネートがしまる。
    ・1着のワンピースは、男の夢、女の武器。
    ・理想のパートナーとは、一緒にいると自分らしく自然体でいられラクで、エネルギーを蓄えられる人。
    ・日々の服選びは、あなたの価値。誰かが自分を思い出すとき、自分はどんな服装で現れるのか...。
    ・やせ我慢から「粋」がつくられる。
    ・黒の表現はとても豊富。髪色、肌色、シーン、素材で考えて選ぶ。
    ・赤は日本人によく似合う

  • 服は、自分の内面を映す鏡です。

    服だけではなく、心理にも迫るこの本を読んで、
    未来を切り開くコーディネートを目指しましょう!!

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 実用的ではなかった…自己啓発本っぽい。こういうの読みたい気分じゃなかったから点数低め。

  • 久しぶりの政近さん本。今回は自己啓発寄り。でも、とても良かったなあ。大草さんの本が好きな方にはしっくりくるかも。
    生き方とリンクする装い。

    自分が考えて行っていることだ、と思える部分もあり、とても励まされました。
    また繰り返し読もう!
    2016.10.13

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著者プロフィール

パーソナルスタイリスト創始者。ファッションレスキュー代表取締役社長。パーソナルスタイリストプロ育成校「PSJ」学院長。
25歳でイタリアへ渡り、ファッションの真髄を学ぶ。帰国して、2001年「ファッションレスキュー」を創業。日本初となる個人向けスタイリングサービスを開始する。タレント、政治家、会社社長、起業家などの富裕層のほか、主婦やOLなども多く顧客に持ち、これまでのべ2万人をスタイリング。プライベートでは、1992年に結婚。ふたりの子を持つ母でもある。

「2016年 『服は、あなた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

政近準子の作品

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