- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839959869
作品紹介・あらすじ
「事件らしいけど、俺は早く帰りたい」
究極にやる気のない探偵現る!
高校生の霧島智鶴はどんな無理難題も解決できる天才だが、最大の欠点は、究極に無気力なこと。 そろそろ進路も考えねばならず、労力を使わず頭脳を働かせるだけで稼げる仕事はないか?と考える日々。そんな彼のもとに失敗で現場捜査を外された落ちこぼれ刑事・熱海や、同級生でちょっとオタクな揚羽、女の子によく間違えられる柚季らが次々と事件を持ち込む。ダイイングメッセージの謎、豪邸にある壺のすりかえ事件、誘拐、さらには脱出ゲームでの事故…などの謎を解くため、彼は仕方なく事件に挑むが―? 動きたがらない彼をなんとか現場に連れ出す刑事や友達の苦労も見どころ!
やがて、明かされる切ない過去とは――。
感想・レビュー・書評
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無気力な男子高校生が主役のミステリー。
しっかり謎を解いてくれるので全然無気力ではないですが(笑)
初心者にも読みやすい作品です。
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タイトル買いした一冊
ファン文庫から出ているので
読みやすいだろうな〜とは思っていたが
想像より設定がしっかりしていた。
文量もあるがあっという間に読み終わった。
実写化もしやすいのでは??
363ページ(文庫) -
ある日、事件に巻き込まれた。
連続短編で、最初に知り合った刑事と絡みつつ
事件に巻き込まれつつ、で話が進みます。
題名に『無気力』とあるわりに、そこまで無気力ではなく
案外積極的に事件に首突っ込んでいるような??
ちらちらと、どうして父子関係がこうなったのか、も
分かってきます。
落ちというか、最終的に王道な感じで終わっていますが
警察って、大変です。 -
なんだかずいぶん時間がかかったなぁ。無気力…なんですかねf^_^;面白くないわけではないんですが、面白いわけでもないというか。ちょっと芝居がかってるというか…推理ショーとか男の娘とかドラマ化したらおもしろいのかなと思いつつ読了。続編を読むかはビミョーだなぁ。犯人もわりとすぐわかったわりにはトリックを解く過程でイマイチよくわからないというか。読解力がないんですねf^_^;
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大団円できれいにまとまっていてよかった
キャラクター性も事件に組み込んでいて感心した
無気力といいつつけっこう事件にかかわりまくっているが、物語の進行的にしょうがない
本当に無気力なら探偵できないし -
キャラは好きなんだけどな。うん。
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キャラクターノベルス系ライトミステリ。
面白かったですけど、なんか、「なろう」系だと登場人物のキャラ付けに作為を(勝手に)感じてしまって微妙ですね。要するに、ウケ狙ってんだろ的な。女の子と見紛うばかりの美少年とか。
素人探偵モノによくありますけど、こう、無能警察ってなんか見てて辛くなる時がありますね。うん。直前に読んだ本で、「もっと警察信用しろよ!正直に話せよ!」って心から思ったのが尾を引いているっぽいです。
でも、無能警察はやっぱり勘弁願いたいけど、バランスって難しい。