こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店 (マイナビ出版ファン文庫)

著者 :
  • マイナビ出版
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本棚登録 : 309
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839973094

作品紹介・あらすじ

高校三年生の一ノ関は部活の後輩の二宮に呼び出され待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせ場所に現れた二宮は一ノ関に対して怒っているようだが、心当たりのない一ノ関は理由を聞きだすために『西洋料理店 小熊猫軒』へ連れていくことに。
山の道なき道を歩いた先に一軒の料理店が現れ、ふたりを迎えてくれたのは自分を人間だと思いこんでいるレッサーパンダだった。
次から次へとおいしい料理が出てきてお腹も心も満たされた二宮は、心の内を話しだす――。

かわいいレッサーパンダのコタローさんがあたたかい料理で悩みを抱えたお客さんをおもてなし

人と人を料理で繋げる“もふもふ”癒しの連作短編。

感想・レビュー・書評

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  • ☆4

    自分を人間だと思っているレッサーパンダ(コタローさん)の料理店『小熊猫軒』が舞台。
    人と人を料理でつなぐ、癒しの連作短編集。

    コタローさんが作ってくれる美味しそうなお料理にお腹も心も満たされました❁⃘*.゚

  • 人間だと思っているレッサーパンダが作る料理店。
    暖かくて、ちょっと切ないお話。
    コタローさんはどうなっていくのかな…。

  • コタローさん、かわええ。
    泣ける。

  • 動物が好きなので表紙につられて手にした本。
    予想を遥か超えてものすごくいいお話だった。読み終えた時に「出会えてよかった」と心から思えた本だった。
    レッサーパンダのコタローさんは本当に可愛くて、料理の描写もすごく美味しそうで、絆や寂しさに涙した。なんて幸せな本なんだろう。
    この本の世界が終わるのが嫌で読み終わるのが寂しいと思った。
    何度でも読み返したくなる本。ずっと大切にしたい本。

  • コタローさんが小さな手で料理を作ってくれる情景が浮かびとても可愛く癒される

  • 表紙のレッサーパンダに魅せられ購入。
    読みはじめは、ライトノベル的な感じかな〰️?とあまり期待していませんでした。
    でも、コタローさんが、小熊猫軒が、どうなってしまうのだろうと、コタローさんのかわいい仕草にほっこりしながらも、不安を抱えて読み進めました。
    結局、結末はわかりませんが、どうかコタローさんが孤独にならないことを願っています。

  • こたろうは癒しです。おばあちゃんとの絆凄い何回読んでも飽きない

  • ホストの人がゲストを招き、波状のように広がっていくのが面白かったです。

    コタローさんの作る料理が美味しそうで、食べたくなりました。ほっこりする作品でした。

  • かわいい

  • ただただ自分の気持ちに素直なコタローさんの姿にキュンとした。最後はちょっと泣いてしまったけど、とても温かい雰囲気で続きが気になる…

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著者プロフィール

◆著者
鳩見すた(はとみ・すた)
『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』1~2巻、『種もしかけもない暮らし ~花森姉妹はいまが人生で一番楽しい~』(KADOKAWA)、『こぐまねこ軒』1~2巻などがある。

「2023年 『江ノ島は猫の島である ~猫を眺める青空カフェである~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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