電気じかけの予言者たち 続

著者 :
  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840102049

感想・レビュー・書評

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  • TMN終了後から、TMNETWORKとして復活する頃までの話。

    その期間は、完全に離れていた
    いやむしろ、自分の中では黒歴史になってたので
    小室の活躍も苦々しく思っていたくらい。

    そんな中でも、三人はやっぱりTMだったんだなー。
    この当時の音は、だからといって聞こうと思わないけど
    好きなバンドのメンバーは、仲良くあってほしいのがファンだよなー

    そういう意味では、この三人は
    ずっと三人でやっていける三人なんだろうなと思う。

  • 2012年4月25日。人生における記念すべき日になりそうな予感がしてる。小学生の頃から筋金入りのFANKS!だった4つ上の姉に誘われて出かけたTM NETWORKの武道館ライブ。

    ライブのタイトルは~Incubation Period~。

    その日、私自身の中に眠っていたTMのDNAが四半世紀もの時を経て「潜伏」から覚醒した・・・!

    あの運命のライブから今日で丸5日がたった。100時間弱。一過性のものかとおもいきや、心に勝手に育まれていたネットワークがあっちこっちでピカピカチカチカ点灯しまくって、反響しあって、かなりおかしなことになっている笑。

    TKさんのライブパンフを読んで言語的にも興味をもったおめざめ系FANKS!なpikomaruのもとに、まずこの本が届いた。

    3人と周りの仲間達と、そのチームがどうやってものごとを生み出していたのか。その計り知れないエネルギーを圧倒的に感じながらハイライトのオンパレードを追体験していると、けっこうしんどい。でも、自分の生業にとってものすごく勉強になる。クリエイティブの大大大先生・・!

    25日の武道館ライブでこれだけのスイッチが入った理由の一つ。人を動かす、楽しませる、驚かせる、巻き込む、飲み込む、そのための強くて大胆な企てに目も頭も心も奪われたから。

    頭の中で組み立てたものは実現する。

    PVを見てもライブ映像を見ても、その時3人が何をコンセプトにしてたんだろうって、気になってしまう。

    おめざめの私は、この1週間ずっと、みなさんのものごとの作り方(プロデュースってことだろうか?)の1万ピースくらいのうちの1片1片を、毎日楽しませていただいている。これまで読んだどんなクリエイティブやアイデアの指南本よりおもしろい。

  •  TMNetwork再結成に至るノンフィクション。ても、木根ちゃんだもの、色々揉め事があっても誰も責めない。ただ淡々と受けとめるだけだ。これを度量の広さと思うのは、まぁファンなのでねぇ…。しかし、こいつらは一体なになのだろう(笑) 不思議な結束感、バランス…言葉で表すのは難しい。ただ、様々な障害を乗り越えても3人でもう一度始めたい気持ちだけは、ストレートに伝わる。
     まぁ、これからも色々あるんだろうし、スムーズにはいかないことが多いのだろうけど、(わざわざそういうのを選んでる気もするが…)付いていくよ、私は(笑)

  • 終了した「TMNプロジェクト」を97年に小室さんが「再開」すると言い出してからの経緯を綴った本。続というだけあり、テイストは「電気仕掛けの予言者たち」に通じていて読みやすい。

  • 電気じかけシリーズのなかでは一番充実していてお勧め。
    木根さんがウツに「お前、結婚しないのか?」と尋ねてウツの結婚観が出てくるのが面白い。あまり関係ないけど、なんかこの頃は、TKが色々やってたね。

  • 小室プロデュース全盛期の超豪華生活は絵に描いたような日常で笑える。ビバ・ラ・90's!!!

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著者プロフィール

TM NETWORKにてギタリストとして活動。1989年に小説『CAROL』の発表を皮切りにファンタジー、からエッセイ、自叙伝、サスペンスまで幅広いジャンルで執筆。小室の愛犬をモデルに描いた小説『ユンカース・カム・ヒア』は、後にアニメ化もされている。著書に『月はピアノに誘われて』、『夢の木』、『いつか見た遠い空』など。

「2022年 『ユンカース・カム・ヒア 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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