最終戦争 (MF文庫 3-24 最終戦争シリーズ 3)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2001年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840103527
感想・レビュー・書評
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「最終戦争」と「雲中飛行」は最終戦争シリーズの起点である「地殻変動兵器メビウスによる最終戦争」勃発前後のお話。
舞台になる場所はそれぞれ違うが、共通しているのはディーヴァダッタ(この頃はデーヴァダッタ表記)という存在が深く関わっているということ。
やっぱりこの漫画はここだよなあ、読み返しても相変わらずぞくぞくするほどいい話だった。
特に雲中飛行は改めて惚れ直したかも。
ドクターレイクの子孫?原点?になるのかな雲中飛行のドクターは。
あそこからどうしてああなったのか。
後半の短編は戦争関係なく一見平和なノリだが、よくよく考えると救いがない話でもある。
「メランコリー・ブルー」のジョシーがタンバリン叩いているのは岸部シローモチーフだろうか?時代を感じさせる。
ダグラスくんシリーズはハゲ親父のエピソードが悲しすぎる。
その後のダグラスの行動もわかる気がする。自分は酒飲めないけど。
この辺気になるのはちらほら小角と星野が出ていること。
いつの時代から来ているのやら。いや時期決定するなら一つしかないか。
ゲスト参戦くらいに考えた方がいいのか、あるいは何か考えがあったのか。
でも爆死しちゃっているけど。
「土曜の夜」の勲は「誕生日が来ない」の勲のその後だがそれとわかりにくい。
祖先の勲と子孫の小角が会っている希少な一幕だが、本人たちですら意識してないだろうな。
「ファーストコンタクト」は今回初見の話だった。
時期としてはかなり後、次の巻以降よりもっともっと後の時代の西塔小角が登場している。
コミックスでいえば14巻より後の話かも。
すっかり忘れ去られたかに見えたあのキャラも出ている。
その添え物として「西の22」の主人公唯もいるが、この時点では名乗りがないとわからないかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終戦争シリーズ
物語のいわば、核なんだけど、イマイチ好みでなかったかなぁ。