ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840104289
感想・レビュー・書評
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なかなか良い感じの雰囲気ではないか。読み始める前はなんの漫画なのか全く想像がつかなかったけど宇宙飛行士目指す作品だったのか。
絵は決して上手くはないけど独特の優しいタッチで嫌いじゃない。まあこれは若干好みが分かれてしまうかもしれないな。絵だけじゃなく物語全体もじんわり沁みるようなややゆっくりしたテンポで結構好み。
引き続き読んでいきたいところ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙飛行士を目指す少年少女。夢や挫折、恋愛、家族と青春のつまった話。絵が優しくて好きです。
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舞台設定は近未来の日本、宇宙飛行士になる夢を持った少年少女の物語。
荒削りの印象は強いが、それ以上にストーリーの面白さ、繊細さに惹かれる作品。
本編の続きが気になるのは勿論、巻末の短編もとても素敵で満足出来た。
万人受けする作風ではないと思うが、ドラマ化やアニメ化した事もある通り、ストーリーがとてもしっかりしている。
どこか影のある切ない背景がありつつ(ともすると「自己満足」や「雰囲気系」で終わってしまいそうな印象さえ抱くが、そうさせないのは作者のセンスなんだろうなぁ・・・)、登場人物のひたむきに頑張る姿や友情は熱血スポコン少年漫画のようでもある。 -
ストーリーはありきたりだが、絵柄と相まった優しく柔らかな感じが良い。収録はもともと読み切りのものなので、一巻完結の独立した物語として読むことも可能。
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1巻から16巻まで、オトナ買いして読破しました。
幼少のころから、宇宙飛行士になる夢を抱いているアスミの直向きさ健気さには見習うものがあります。
アスミのような壮大な夢に、一途に生きられたらいいのに。
アニメ化やドラマ化されましたが、漫画本が一番いいですよ!! -
全巻、泣ける・・・・!!
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全16巻読了。
長編ストーリーものはちょっと苦手なんだけど、
最後まで飽きずに読めました。
宇宙飛行士を目指す若者たちを描くちょっと未来の物語。
開始から完結まで9年。そしてそれから10年以上経った今、もはや作中の「ちょっと未来」はとうに追い越してしまいましたが、案外問題なく読めます。
世界観や人物像などの作り込みがしっかりしていて、それが面白さの要かと。巻末掲載の短編や、後書き的な漫画も含めて一つの世界を構築しています。おそらく描き始める前から作品世界が作者の中で完成されていたのでしょう。きっとこれ以降は作者出がらしになって何も描けないだろうなと思います。
ラブコメに陥ることもなく、エンディングもキレイにまとまっていて、長編を読了してすっきりした気持ちです。 -
入学試験。
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素晴らしい漫画。一途に目標を追い求める健気な主人公とそれを取巻く仲間との友情、涙なしには読めません。ぜひ一読を。
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今月のビブリオバトル紹介本、先輩にそのまま借りた。
ロケットの近未来SFファンタジーと聞くと技術面での掘り下げを期待してしまうが、こういうのも楽しいものである。宇宙への夢を日常に近づける。