不思議使い (MF文庫 J か 4-2)

著者 : 葛西伸哉

• KADOKAWA(メディアファクトリー) (2005年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

賽穏寺未嗣が転校生してきた中学校では、ここのところ不思議な事件が頻発していた。未嗣がクラスにもなじんできたある日、寝不足を解消しようとクラスメイトの城山が保健室で寝ていると、学校にいないはずの看護婦に襲われるという怪事件が発生した。さらに転校以来いろいろ気にかけてくれるクラス委員長・吉住鈴が同じ看護婦に襲われたことから、未嗣は事件の調査に乗り出す。そして彼は、学生名簿に名前がなく、自分以外の生徒からは姿が見えない三人の女生徒に出会う。いったい彼女らの正体は!?そして彼女たちがつぶやく『幻象』と『デラシネ』とは何か?新感覚学園ファンタジー。

感想・レビュー・書評

[スグル日和さんの感想 · 2014年12月30日]

転校を繰り返して他人と一線引く生徒・未嗣が、七不思議の現象たちと協力し、学校を狙う現象と対決する物語。

話としては面白い。ただ、最後未嗣が自分のことを命名したときは「中二病始まった…」と思った。英語にする意味わからんし。
それにしても、中学生男子のアソコを間近で直接見るなんて、菫と杏はハレンチです！！