桜乃きらほの魔法医カルテ (MF文庫 J つ 1-5)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840115414

作品紹介・あらすじ

桜乃きらほがある朝目覚めると、お尻に猫の尻尾が生えていた。突然のことに動揺しつつも、とりあえず制服の下に隠して登校するが、ふとした弾みにクラスメイトの朝永に見られてしまう。よりによって、美形だがいい噂のない朝永に知られてしまうなんて!と真っ青になって誤魔化したきらほ。一刻も早く何とかしようと、ネットの情報を頼りに「普通では考えられない病気」専門の病院・白川医院を訪ねることに。情報によれば凄腕の医者がいるらしいのだが、訪れたきらほを待ち受けていたのは、なんと…!?おまけに、尻尾は「放っておくと大変なことになる」病気だと言われて!?天才魔法医ときらほのハートフルファンタジー、スタート。

感想・レビュー・書評

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  • 目覚めると、しっぽが生えていた。

    そりゃもう隠しながらでしか生活できません。
    愛想がない同級生が医者とか、びっくり展開ですが
    治療費の額もびっくりです。
    一体どこに、その諸経費が使われているのか。
    そしてそんな展開だと思ってました…。
    自分にその価値がある、と思える主人公も凄いですが
    言われたら確かにそちら方面に取る?

    な、2話目では、可愛い女の子が登場。
    こちらはものすごく差し迫って大変な状態ですが
    本人は拒否りまくりという…。
    ここにきて、主人公が単純な性格、というわけでないのが
    きれいに判明。
    イノシシ、でしたw

  • 絵に惹かれました。文にも惹かれました。
    オカルトがこうも見事に病になるとは驚きです。
    シリーズ三作、もっと読みたい話です。

  • 医者の仕事というものは理解できるものが少ない。

    それこそオカルトのようなものである。

    はるか昔においては魔法とすらされたかもしれない。

    しかし実際のところは魔法でもなんでもなく、ただの物理現象のつなぎ合わせだ。

    しかしもしも。

    そんな物理現象では解決できない病があったとしたら?

    これはそんな物理現象を超えた病を癒すドクタと助手の話である。

    この話に出てくる言葉はどれも日常では使われない非日常ものばかりである。

    しかし非日常というものは、ちょっとした日常の隙間に絶対的なものとして存在するものである。

    心のバランスを崩したとき。何かを信じられなくなったとき。

    非日常は顔を出し、日常を侵蝕する。

    そして侵蝕された日常は確実に異常をきたし、非日常へとシフトする。

    しかし忘れてはならない。

    医療も非日常も普通も日常もオカルトも。

    すべては信じることから始まる。

    信じることを失うこと。

    それこそが本当の疾患ではないだろうか。

  • 医療物ラブコメ、オカルト風味?
    2話目の、鞠菜が予想通りとはいえ、大きく育ってしまったのは残念(ぉ

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