ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2007年3月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840118323
感想・レビュー・書評
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合わせて読んだ「読まずに小説書けますか」の方が、小説を書くためにどういう心構えが必要なのかわかったり、小説を書きたい・読みたいという意欲が湧きました。
出版年が古いので、こういった本は新しいものを読んだ方が良いとも思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰かの経験を知る、自分の歩きたい道の先にいる人の言葉は重みがあり、とても有難いと感じる本でした。
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2007/3/17 , 2007/12/2 READ UP
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図書館
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一番楽しめたのは、やっぱりメッタ斬り対談。でもその他も、実際の文学賞授受賞体験談とか、編集者側からの見方とか、色々な方面からの小説の読み方が論じられていて、いかに楽しむかっていうのの参考になった。結局、本書でも何度も触れられていた通り、たくさんの作品を直に味わうしかないってことですね。
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ちょっと古いけどいろんな作家から編集者からいろんな人の話が載っているので何かしら参考にはなると思う
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10年近く前に、ダ・ヴィンチ編集部から出たガイドブック。
小説書きを実践できる、セオリーとアドバイス。
現役小説家が教える小説の書き方と、デビューまでの経緯。
文芸賞の下読み(という役割)や文芸誌編集員が語る、小説の書き方。
100以上ある文学賞の中から、41の賞を分析とランク付け。
冒頭のセオリーだけでも、参考になる。
心構え・スタイル・登場人物・物語の土台・会話・描写・裏技・推敲
初心者は、まずこれだけでも随分素人臭さを消すことができるだろう。
ポイントを書き出して、何度も反芻したい。
更に、セオリーに捉われないことを付け加える姿勢にも、好感が持てる。
小説家が書いた「小説の書き方」本も、引用を含め紹介。
ただし、小説を書きたい人は、まずひとの小説を読みましょう。
そんなことが書いてある、買って損のない一冊。
封書の宛名を、血で書くのは止そうね。 -
901.3
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途中の書評本だけサルベージしたい。いちお買っておこうかな。
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本気で小説を書きたい……わけではないのですが、文章を書く上で参考になるかなと気楽な気持ちで手に取りました。
小説の書き方ももちろん書かれていますが、小説家の語る「私はこうして小説家になりました」や、編集者の語る新人作家の育て方など、読み物としても楽しかったです。
ろくに目次も確かめずに、ほぼタイトルのみで読み始めたため、いしいしんじさんや三浦しをんさんの記事もあって思いがけずほくほく。
主だった文学賞の攻略法やガイドも載っているので、本気で小説を書いて賞を取ることを目指している人にも、単に小説を読むのが大好きな人にもおすすめです。