作品紹介・あらすじ
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵-通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアと、そのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジの今回の使命は、超能力捜査研究科の期待の星で、キンジの幼なじみでもある白雪を誘拐魔・デュランダルから護衛すること、つまりボディーガードだ。しかしキンジの目には白雪が狙われているようには見えず、やがてアリアとの仲の亀裂が入り…。忍び寄る敵!!緋色の巫女に秘められし力が魔剣を斬り裂く、大スケールアクション&ラブコメディー第2弾。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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黒髪ロングヤンデレ幼馴染み巫女剣士。
詰め込みすぎでは…?(歓喜)
ヒステリアモードになったキンジの言動が毎回ツボ。
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今回は前巻で少しだけ登場していた星伽白雪がメインヒロイン
初っ端から金次の部屋に来訪したと思ったら、アリアと接触したせいで黒雪になったな。怖い
金次は相変わらず、一般高への転校を考えているみたいだけど、兄関連で未練があるみたいだな。
その辺りが一区切りになるんだろうな。どんな過程を歩むのか楽しみだ。
[more]
今回でこの世界の事が少しだけ判明した。
なんというか有名な人物の子孫が多い事とこちらでは物語とされているような事を実際に起きた世界なのだろう。だから、何代目とか多く出てくる。主人公の2人でも遠山金四郎景元とホームズの子孫だし、前巻も今巻も他に子孫が出てきてるしな。
そういえばヒストリアモードに関して少しだけ、解説というか制御方法について書いてあったな。具体的では無いけど、兄は自在に使いこなしていたみたいだな。ご先祖様の遠山の金さんも諸肌で制御していたみたいだから金次もキッカケさえ見つければ制御できるんだろうな。
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とりあえず、白雪ちゃんがヤンデレすぎる(笑)
こういう愛が重い(笑)、みたいな子なかなか見たこと無かったから面白い。
ただ相変わらず、アリアがうざい。これだけであまり読む気がしなくなってしまう・・
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この2巻のメインヒロインは、表紙絵にもなっている星伽白雪。
タイトルが「緋弾のアリア」なのに、ヒロインは白雪。(ただしこの巻に限る)
タイトルが「緋弾のアリア」なのに、主人公は遠山キンジ。(全巻を通して)
基本、ハーレム構成で、各エピソードでメインヒロインが変わるという仕組みが実に面白い。
とは言え、全体を通してのメインヒロインはやはりアリアなので、他のヒロイン達と比べるとアリアの存在感は十分強調されている。
ともあれ、この巻では白雪がヒロイン級。
アリアがツンデレなら、白雪は絵に描いたようなヤンデレ。
主人公の幼なじみで、巨乳で、優等生で、超能力者で、ヤンデレ。
物語全体を通すといまいち見せ場の少ない・・ような気もする白雪だが、暴走ヤンデレキャラがなかなかに素晴らしい。
特にその言動が秀逸。白雪に限ったことではなく、この物語では登場するどのキャラクターも、特徴的なセリフや仕草などの特徴が盛り込まれている。
それらが実に効果的に表現され、それぞれのキャラをより印象深く、魅力的に描くことに成功している。
ということで、2巻再読了。いや、相変わらずというか、つくづくキンジはキモイしクドイ。ナルシストっぷりが凄まじすぎて困る。
2巻の最大の山場、白雪救出の際、白雪が水中に没してから始まるキンジのくどすぎる独白・・・。
一刻を争うシーンで、延々と「ああ、白雪。君のお願いをいまかなえるよ」とか「ついに俺は自らの意思で禁を破ってしまうんだ」みたいなモノローグをダラダラはじめるこのスピード感の無さ。
これさえなければ、本当に最高の作品なのに。(゚ー゚;A
せっかくのいい場面が台無しである。orz
この「緋弾のアリア」、性的に興奮するとスーパーヒーローになるという設定が実に秀逸なわけだが、ふと思い出してみると似たような設定の話が過去にもあった。
それは、桂正和氏の『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』
細部の設定は異なるが、コンセプト的には非常に良く似ている。
『D・N・A²』の主人公は、体質的に女性が苦手だった。が、とあるきっかけで女性に対してときめいたとき、どんな女性もメロメロにしてしまう目がプレイボーイの能力を持つようになる。
物語が進むと、さらに超人的な能力も発揮するようになる。女性をトリガーとする点や、プレイボーイ的な言動、超人的な能力といったところが、この緋弾のアリアの主人公、キンジと良く似ている。
そこで思うのだが、『D・N・A² 』では、主人公の少年が本来持っていた普通の少年としての魅力や個性も重要なテーマとして存在していた。
そのためのキーパーソンが、主人公の幼なじみである栗本亜美。
どんな女性もメロメロにしてしまうメガプレイボーイ能力がこの幼なじみの少女にだけは効かない。
亜美はメガプレイボーイと化した主人公を毛嫌いする。この少女の存在が
『D・N・A² 』では非常に重要なわけである。
そこで話を緋弾のアリアに戻す。
主人公の遠山キンジは、自分の特殊な体質を嫌っている。
ヒステリアモードと化したキンジは、キンジにとっては本当の自分ではない。
だが、この物語に登場するほとんど全てのヒロイン達は、ヒステリアモードと化したキンジに対して好意を寄せていく。
『D・N・A² 』における栗本亜美のような、ヒステリアモードの効かないヒロイン、バカキンジモードのキンジにこそ惹かれるヒロインも必要だったのではないか?
と、考えながら小説を読んでいたわけだが、今こうして文章に起こしてみると、それやっちゃったらアリアの立場がなくなるよなぁ、とさらに気付いてしまった。
そこまで『D・N・A² 』と同じ設定にするのもどうかと思うし、やはり現在の形が妥当なのかもしれない。
12巻に登場した望月萌(普通高校の普通の女子生徒)は、その普通人としての個性を活かして、通常モードのキンジに恋するヒロインという稀有な立場を構築しそうな気配もあったが、結局中途半端に終わってしまった印象。
そのあたりは、再読が12巻まで進んだらまた触れるかもしれない。
てか、長くなったな。 (;´д`)
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9784840126007 294p 2009・3・5 初版3刷
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読んでみると、結構アニメと違う部分があるんだなぁと。
真剣白刃取りは、小説のほうがかっこいいなと思いました。
一人称視点の書き方なので、表現方法の参考として読んだりしてます。
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11.07.17読了。むーん、アリアシリーズは飽きてきたかも。いまいちおもろくないねん
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ヤンデレが好きな人は買い……かなあ。
ヤンデレ巫女さん大活躍です。
前巻にあった多量の伏線と巧みな構成は今回はなし。一本調子な普通の話でした。
毎回どんでん返しを入れていたら読者に構えられちゃうから避けるのはわかるけど、もうちょっと話に起伏があってもよかったんじゃないかと思う。
著者プロフィール
第3回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞を受賞。代表作は『緋弾のアリア』。
「2016年 『やがて魔剱のアリスベルVI さらば妖〓(刀刀刀)』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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