犯人は知らない科学捜査の最前線!(ナレッジエンタ読本24) (ナレッジエンタ読本 24)
- メディアファクトリー (2009年9月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840130332
作品紹介・あらすじ
ドアの開閉、ノートの落書き、ケータイの留守電、コンビニの防犯カメラ-。普段、当たり前の行動をしているだけで、私たちはあらゆる場所に「痕跡」を残している。犯罪者もまたしかり。一見、何もないように見える犯罪現場から、わずかな手がかりを頼りに真実を解き明かす。それが科学捜査である。驚異的なスピードで発展を続ける科学捜査、その最先端に迫る驚きの一冊。
感想・レビュー・書評
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2010/5/12 借りる。 一気に読み終わる。
本日参加する講座の予習のため読んだ。
最新のテクノロジーと高度な機械装置、それを使い鑑定する人間により、科学捜査は、飛躍的に進歩している。
アメリカなどでは民間の科学鑑定機関が多数あり、その地位を確立している。
一方日本では、公的な科学鑑定機関はあるが、民間の機関はまだ少なく市民の認知度も低い。
本書では、民間機関が鑑定する意義が述べられている。
ただし、民間の鑑定(筆跡など)には、信頼性の低い場合もあるので注意が必要だそうだ。
こっちも読みました ⇒ シャーロック・ホームズの科学捜査を読む
⇒ なぜなに「化学」研究所 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
内容 :
一見、何もないように見える犯罪現場から、わずかな手がかりを頼りに真実を解き明かす科学捜査。
DNA鑑定、画像解析、交通事故鑑定など、驚異的なスピードで発展を続ける科学捜査の最先端に迫る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刑事ドラマなどで出てくる科学捜査班。日本の技術もすごいなと感じられる技術が書かれています。これを読むと、犯罪者がつかまる理由がわかります。
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[ 内容 ]
ドアの開閉、ノートの落書き、ケータイの留守電、コンビニの防犯カメラ―。
普段、当たり前の行動をしているだけで、私たちはあらゆる場所に「痕跡」を残している。
犯罪者もまたしかり。
一見、何もないように見える犯罪現場から、わずかな手がかりを頼りに真実を解き明かす。
それが科学捜査である。
驚異的なスピードで発展を続ける科学捜査、その最先端に迫る驚きの一冊。
[ 目次 ]
第1章 科学捜査とは何か―あらゆる科学分析を駆使して「真実」を明かす
第2章 指紋鑑定―死体に付着した犯人の指紋を採取する
第3章 画像解析―暗闇に映る輪郭だけで顔の骨格を再現
第4章 DNA型鑑定―4兆7000億人からたった1人を特定する
第5章 音声鑑定―ヴォイスチェンジャーでも消せない「誰」と「どこ」
第6章 火災鑑定―焼け跡の微量油分を検出せよ
第7章 交通事故鑑定―痕跡から読み取る「事故の状況」と「殺意」
第8章 筆跡鑑定―たった4文字で筆者を100%絞り込む
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
2012年9月18日
本文DTP/小川卓也(木蔭屋)
装丁/下平正則 -
悪くない。
でももう少し専門的内容を期待していた。例えば状況による血痕の形の比較とか。
筆跡鑑定のxy座標はもっと詳しく知りたかった。どう数値化のかを。 -
09/10/14