緋弾のアリア (5) 序曲の終止線 プレリュード・フィーネ (MF文庫J)
- メディアファクトリー (2009年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840131261
作品紹介・あらすじ
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵-通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジの前に、犯罪組織『イ・ウー』のリーダーである『教授』がついに姿を現した。しかし、その人物はアリアにとって、かけがえのない大切な「あの人」で-。キンジに銃を向けるアリア、避けられない運命、二人の前に立ちはだかるのは全てを予知する力-『条里予知』。それはまだ始まりの終わり、舞い戻る日常、新たなる敵-。大スケールアクション&ラブコメディー第5弾。
感想・レビュー・書評
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一巻全てを使って物語を盛り上げるのかと思っていたら、半分よりも手前に山場が書かれていた事には読んでいて、大変に驚いてしまった。
山場の後は短編が展開されたけど、ちょいちょい今後に関わりそうな伏線が貼られていた。
一巻からキンジが目指している一般高校への転校は未だに諦めていないみたいだけど、これまでの物語とこれから展開されるであろう物語を考えるとまず無理じゃないかな?
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戦力的には強くないけど、一癖も二癖もある敵とはどんな存在なのかな。近接戦闘と遠距離狙撃を例にあげていたけど、ある程度の戦力あれば相性が大切という事なのか、常識では考えられない攻撃をしてくるのか。
レキの求婚には恋愛感情ではなく、別の行動原理がありそうだけど「風」が関連しているのだろうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784840131261 295p 2009・12・31 初版1刷
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キンジは、アリア一筋だけれどそろそろ他のキャラとも絡みが見たいかな。
今だって全くないわけじゃないが -
売っちゃったけど読んでみたくなり続きのこの巻から購入。やっぱり戦いとかで難しい専門用語とか説明とか多いなーとは思った。
けど今回は短編的な日常の読みやすくて面白いところが多くてよかった。このシリーズを読むいいリハビリになった。次も読みます。 -
イ・ウーがラスボスだと思っていたら、ここまでが序章。
4巻はカナが出てきて大きく物語が動いたにもかかわらずイマイチパッとしなかったが、5巻はアリア戦、教授戦に加え新しい伏線も入ってきて読み応えのある一冊だった。新キャラも出てきて新章に入ってさらに増えていくだろうけど、動き出したレキが気になるところ。 -
いや、5巻まで来てプロローグ終了ってどうよ?と言うのが第一感想。
今回「キンジの単位不足→ただし、失敗」を描いているため、短編小説としても仕上がっています。
白雪の妹が登場したり、キンジの弟子(?)が登場したりと、何気に今後重要な役割を担いそうなキャラが出ているのも興味深いところ。
物語は新たなステージの開幕に向け、様々な思いが錯綜しています。
星伽の巫女の想い、アリアの帰郷への想い、そしてレキの思惑。
本書中盤の緩やかな流れが、終盤一気に加速して次巻に続きます。
なんとなく、今回アリアの存在が薄い印象・・・