はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ こ 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132282

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれ表紙に惹かれたものの、本じゃなくても良いのでは?といった感じ。登場人物は個性的でおもしろかった。

  • 架空の世界のお話は、なんでもアリになっちゃうところがビミョーなんだけど、キリフキさんの描く世界はなぜだか受け入れられるのよねw

  • どこかで読んだことがあると思ったら以前短編集に載せたものを加筆修正したものだそうな。
    とげ抜き師を中心に、少し変わった人たちの生活を描く。
    シュール過ぎて少し理解に苦しむ。が、読めなくはない。

  • なんとなく読んだ短編集に入っていたとげ抜き師という話を読んで、不思議な世界観に引き込まれた私はその日のうちにこの本を探して読みました。

    とげに関するいろんな人々、少し変わった住人たち、山とは違う東京という場所。

    自分はもしかしたらとげだらけかもしれない。

    野良となってもサラリーマンを続ける、とげだらけで疲れていることも気づいていないような登場人物を見て、なんだか少し自分や今の世の中との共通点を感じました。

    不思議だけどそれだけじゃない深みや、実はよくある現実を表現した作品だと感じました。

  • 不思議で奇妙で最高でした。キリフキさんの作品、大好き。

  • ちょっと風変わりな設定が村上春樹さん風というか。

  • 不思議なお話。
    不思議すぎて何とも言えない。
    嫌いじゃないです。

  • 不思議な世界だった

  • 姉の代わりに住むことになった場所は
    たくさんの本棚、があった。

    家賃が本、というのは、田舎でも都会でも普通じゃなく
    ここだけで通じるものだと思われます。
    しかし、部屋にそこまで本棚があるのなら
    本を大量に所持している人にとって
    楽園としかいいようがない環境です。
    なのに、そこに住んでいる人は
    本を読まないという現実。

    住人として登場してくるのは、眠るのが好きな女性と
    猫使い、という男性のみ。
    後は後半になって登場する、野良サラリーマン。

    バイトをしつつ山でもやっていた仕事をする
    姉に代わってする主人公ですが
    とげを抜く、という不思議なもの。
    とげ、とはもしかして、感情、だったのでしょうか?
    それを抜いたら、何かに対してのものが
    すっぽりと抜け落ちる??

    大家さんの仕打ちもすごいですが、家賃を払ってない
    猫使いもすごい。
    ここまで払ってないのだから、そうなっても
    何の文句もないと思いますけど。
    しかも最後の方、何だかぐだぐだです。
    どうしたいの? どうするの? という疑問が
    いっぱいの最後でした。

  • 読了日2012/02

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