神明解ろーどぐらす (MF文庫 J ひ 3-7)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132503

作品紹介・あらすじ

小学・中学と学校のすぐそばに住んでいた池田十勝は、いつもクラスメイトたちが下校時にあった他愛ない話をするのにまじれず、疎外感を味わっていた。そんなわけで遠くの高校へと進学した十勝は今日も、女子ばかりだけど曲者ぞろいの下校友達と一緒に校門を出るのだった…。くだらない話をしながら道草する!ひたすら無意味でフツーな下校を満喫したい、そんな十勝のアフタースクール・ライフ!!たぶん、きっと、ラブコメです。

感想・レビュー・書評

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  • 全5巻完結。
    笑った笑った!面白さ満点の作品です。
    千歳キララは最高の人だ!
    まりもも良いよ。
    どっちとくっつくのだろう?

    でもね、5巻迄読んだら驚くよ…

  • 前作『ギャルゴ』もそうだけれど
    話は興味深く面白く読めるのだが
    どうも文章が胸に落ちない
    断じて上手い下手という意味でなく(文章の巧緻などまったく判別不能なので)
    端的に言えば合わない
    『戦う司書』シリーズとか『やはり俺の青春ラブコメ~』なども同じ感じ
    前者をマンガで言えば話そのまま
    『紅』みたいに『シュトヘル』のひとが「コンテ構成」してイラストのひとが絵を描けば
    至高の傑作になりそうかもしれないのにみたいな感じである
    よくわからん
    とりあえずもう一冊読もう

  • 評価:☆4

    作品のテーマは…『下校』!?
    深刻な事情()から下校に異常な情熱を注ぐ主人公の十勝・純粋すぎるネガティブ美少女の千歳・超がつくほどのナルシストであるまりも・小っちゃいけど大食いなカメラマンの咲という個性的なメンバーがただひたすら駄弁って下校するという話。
    要するにラブコメですね。ただ内容としてはかなりギャグ重視です。電車で読むのは危険なタイプw

    特に千歳と十勝がぶっ飛んでて笑えるw
    キャラ同士の笑える掛け合いと、「あーあるある」と共感できる下校話が魅力かな。安定して面白い。

    帰るときにジャンケンして荷物持ちを決めるゲームとか懐かしすぎる(´▽`*)
    ジャンケンで心理戦をもちかけるのもやるよねー。心理戦は結構得意だったw

    続巻も買ってるしまた読もう。

  •  はがないに近いかな、どっちが先に出たのかはよく覚えていないけれど ろーどぐらす 道草ってことですね。 納得

  • ギャルゴの人こと比嘉 智康さんの作品。
    この一巻だけだと日常系のよくあるラノベと勘違いしそう。
    前作のギャルゴが好きだった人は5巻で完結なので最後までみてみることをオススメします。

    詳しい感想はこちらのブログの記事に書いてます
    http://librarianimpressionk.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

  • 小学校のとき、十勝ちゃんみたいな同級生がいましたよ。
    学校の金網のすぐ向こうがその子の家で、すでに登校した私と、まだ自室にいるその子が会話できたり。

    一緒に下校できないなりに、例えばランドセルを家に置いてすぐに学校に舞い戻り、グラウンドで友達とサッカーとか、あるいはランドセルを持ったままの友達を自宅に招いたりとか、家が近い子なりの遊び方はあった。

    十勝ちゃんにはなぜそれができなかったのか、という部分の描写があるべきだった。
    例えば、両親が自営業で自宅に友達を呼べない&十勝ちゃんも手伝わなきゃならなかった、とか?

    とはいえ、下校を部活のように過ごすという発想はなかった。
    きっと前例もない。
    それが良い。

  • 予想以上におもろかった
    主人公が下校することにのみ考えてるので話がぶれずに読みやすい
    ほとんどが経験したことがある下校がテーマなだけに共感を得やすいのかな。まぁ俺はずっと寮で学校から1分のところだったのでほとんど経験ないけどね!

  • はい,そんなわけで読みましたよ.

    この話のテーマは「下校」なんだとか.

    中学卒業までの間,学校から自宅まで徒歩1分という近距離に住んでいた為に

    下校というものを経験したことのなかった十勝くん.

    高校へと進学して最初の下校でデパートのご当地グルメ展のような催し物に寄り道.

    そこで「最悪だ…」とつぶやく同級生・千歳キララと遭遇.

    他にも,ラーメン屋の親父にラーメンを無料で寄越せという美少女・丹下まりもやら

    カメラマンをやってる幼女体系の富良野咲とも遭遇.

    なんだかんだでつるむようになった4人は一緒に下校したり

    市民プールに遊びに行ったりするわけです.

    十勝君の下校にかける情熱が迸ってますぜ.


    うん,面白かったよ.

    これはおすすめかなぁ.

    まぁ,どこかで読んだ様な展開も無きにしも非ずだけどそれは仕方ない話ですよ.

    というかそれが「お約束」というものでさぁ.

  • こういったが流行?。
    どっかで読んだような感じ。
    前作のようなおもしろさを感じれず。
    続刊の購入予定は当分なし

  • 学園モノなのに学校での描写少ない不思議な作品。基本(というか全編?)ゆるゆるなんで気楽に読めるかな。チキララのミス・ネガティヴぶりが個人的に一番ツボでした。たまに人物名がごっちゃになってるのが難点か。

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著者プロフィール

北海道在住の小説家。2007年『ギャルゴ!!!!!! 地方都市伝説大全』にてデビュー。その他著作に『神明解ろーどぐらす』『たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった』(MF文庫J)、『転醒のKAFKA使い』『キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った』(ファミ通文庫)など。

「2023年 『命短し恋せよ男女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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