神なる姫のイノセンス 2 (MF文庫 J か 10-2)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135115

作品紹介・あらすじ

双子の妹・貴理の企みによって、桃花泉女子学院-通称・桃女に強制的に転入させられた、平和を愛する男子高校生・神堂祐貴。女子校に一人放り込まれた祐貴に与えられた使命、それは学院に存在する七人の才女"ヒメ神"を「落とす」というもの。今回のターゲットは水泳部の部長で、プロポーションも抜群な竜崎澪。祐貴に対して常に積極的に迫ってくる澪だが、彼女の心中は実はいろいろ複雑な様子。そんな中、「生徒会長のかなみと祐貴が一夜を共にした」という噂を聞いた澪は、かなみに決闘を申し込む-それは祐貴を賭けた女同士の水上決戦!大人気学園ラブコメ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、魅力のない主人公とありきたりなヒロイン達が織り成す、エロ抜きエロゲー物語な印象。
    読みやすいけど、正直退屈。
    てか、主人公にまったく惹かれないのがダメだなぁ。
    女体を避ける理由がチグハグすぎてまったく同調できない。
    スカートが翻っただけで目を逸らすような少年が、「一緒にお風呂に入る?」と聞かれて「いいの!?」と即答するのもどうかと思う。
    てか、このセリフは祐貴の理性を試したかなみが冗談で言ったセリフなんだが、これが本気のセリフなら祐貴の答えは「は、入るわけないだろ!」になったと思われる。
    では祐貴がかなみの冗談を逆手にとってボケたのか?というとそんな流れでもなかった。
    要は、その場の雰囲気というか、シナリオ的な都合で主人公の性格がコロコロと、作者の都合のいいように変えられている。
    キャラが固まってないんだよね。プロのシナリオライターのわりには、杜撰な仕事をする。
    個性が曖昧で、話の都合、作者の思惑でワンともニャーとも鳴くようなキャラには魅力を感じないし、そんなキャラが動き回る物語が面白いわけがない。
    ただ、文章的にはおかしいと感じるところが少ないので、かろうじて★2。
    3巻以降を読むかどうかは・・・迷うなぁ。

  • 澪でこのような展開にするのは予想を裏切られた、というか面白かった。物語の設計論としては正しいのかな。作者様が、読者が良い気分で読み終われる作品を目指しているとのことで、安心して手を出せるかな。
    最後がちょっと駆け足に過ぎる展開になってしまっているのが惜しい。1巻1キャラとせず、もう少し澪との付き合いを深くしてからの方が良かったかもと思う。
    判明しているヒメ神はあと二人で三人不足。唐突に出してくるのかどうか。一人は妹なんじゃないかな。

    しかし、ハルカさんは美味しすぎる。一番良いキャラだよなぁ。

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著者プロフィール

シナリオライター、小説家。人気PCゲーム「ef」シリーズのシナリオ、ノベライズを担当。「剣神の継承者」、「僕のカノジョ先生」(ともにMF文庫J)、「アスガルド武皇戦記」「最強パーティは残念ラブコメで全滅する!?」(ともにファンタジア文庫)などを刊行。

「2023年 『妹はカノジョにできないのに 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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