夕焼けロケットペンシル3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- メディアファクトリー (2011年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840140522
感想・レビュー・書評
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3巻という短い巻数で最終話を迎えたが、伝えたかったことはここに詰まっていたと思う。
そこには暖かさがあってサトミの店を支えたい気持ち、家族と共に頑張りたい気持ちが嫌というほど伝わってきた。
大人ぶるサトミの淡い恋や揺れ動く葛藤もきれいに描かれていたしとても満足いく作品でした。
あさの先生お疲れ様です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻。
人の嫌なところを知って、でもだからこそ人の温かさにも気づけたサトミちゃん。彼女が健気で元気に頑張っているから周りの人も手を貸したいと思えるのでしょう。読んでいて和みます。
今まで謎だったお父さんのことやお母さんのことがわかって、お婆ちゃんの登場とお婆ちゃんによって突きつけられた条件もどこかありきたりなネタのようには思えますが、これが今までの集大成を表してるのだと考えればとても良い終わり方だったのではないかと思えます。
あと、サトミちゃんの恋の行方も、結果的に見ればほろ苦い結末を迎えてしまいましたが、…うーん、でも、慎也くんよりエビスくんの方がずっと男前だと思うのでこれでよかったんじゃないかと思います。
これから先をいろいろ想像できる終わり方で綺麗にまとまった作品でした。 -
前巻の終わりからの試練の後にまた一つ試練が。祖母が登場してくる後の展開には唐突さがあるけれども、終わり方には納得。
小さな文房具屋さんとそこにいる女の子の生きる姿とがかみ合っていたいい話だった。 -
9784840140522 212p 2011・10・31 初版1刷
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最終巻終わってしまったー。
相変わらずマッタリとしてて良かったのだけど最終巻だけあって駆け足に見えたのが残念。
あと、盟子さんが幸せにならなくて残念。 -
この人が描くキャラクターの喜怒哀楽の表情が好きだ。
子供の視点や文房具屋という設定が読んでいて新鮮だった。
見たことのない文房具の登場や紹介が面白かった。
サッちゃんのモノローグや、やわらかい絵柄に心が温まる。つい読んでしまい、ふとした瞬間に心を動かされる。 -
サトミが大人の関係を妬みつつお店も守っていくという少女の成長と、それに対する周りの大人のがんばりや気遣いが暖かい作品でした。
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良いお話でした。ほんとに。