社会的には死んでも君を！３ (MF文庫 J い 5-3)

著者 : 壱日千次

• メディアファクトリー (2011年9月21日発売)

作品紹介・あらすじ

ちょっとスケベなハプニングが起こる呪い『ラブコメ現象』のせいで、周囲から嫌われている男子高校生・薩摩八平。彼の周りにも、ようやく彼のことを理解してくれる人々(だいたい美少女…だが変態)が集まってきた。八平は、彼女らと共に無人島へと旅行へ行くことに。美少女たちの水着姿に歓喜したり、懐かしの人間大砲で飛ばされたりと、楽しい(?)時間を過ごしていた。しかし、彼の前に試練が訪れる。それは、八平が心から愛する幽霊の少女・香月の消失だった-。純情少年と幽霊少女が織り成す、ハートフル・アンチ・ラブコメディ待望の第3弾。

感想・レビュー・書評

[milkywaygalaxyさんの感想 · 2012年2月7日]

もう少し描写を丁寧にして欲しかったなと思います。
ちょっと駆け足気味に感じました。
それと、1巻の時に比べて登場人物のぶっ飛び具合が大きくなりすぎていて、1巻の時に感じた作品の雰囲気が少し損なわれている気がします。
また、香月と柚姫の関係性の設定はもう少し読者を納得させやすいようなものにできなかったのかなぁと・・・。
私には期待が大きかった分、ちょっとあれではがっかりしています。
でも話の流れは面白く読めましたし、概ね満足しています。
全体を見て考えると、この作品は面白いですし、気に入っているので★は4つかな。

著者プロフィール

第６回MF文庫Jライトノベル新人賞にて『社会的には死んでも君を！』で佳作を受賞しデビュー。特異なギャグセンスに熱心なファンを持つ。前作は『魔剣の軍師と虹の兵団』。

「2016年 『三千世界の英雄王＜レイズナー＞ 厨二じかけの学園都市』 で使われていた紹介文から引用しています。」