泳ぎません。 (MF文庫 J ひ 3-12)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840142434

作品紹介・あらすじ

グラウンドから野球部のランニングの掛け声が聞こえてくる。「おーっ、ぱいおっ、ぱいおっ、ぱいおっ」…なんで「おっぱい」って叫んで走るの?綾崎八重はビニールボートの上でボンヤリ考える。ここは学校のプール。ほかにはストレッチしてる茂依子と、ござを敷いて本を読んでいる榛名日唯。たった3人だけの水泳部。別に大会とか目指してないから放課後は毎日こうやってプールでのんびりしてる。「あたしって学校生活の三分の一以上、布きれ一枚で過ごしているんだなぁ…」徹頭徹尾スク水!でも泳ぎません。すこぶるつきの彼女たちのプールサイド・トーク。

感想・レビュー・書評

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  • 9784840142434 259p 2011・9・30 初版1刷

  • ただひたすらかわいい女の子とそのトークを愛でるだけのお話。 だがそこがいい!
    プールサイドでの会話がほとんどですがちゃんと部活はしてるのね。 誰かがプールに落ちる羽目になるのはもうお約束かー。

    それにしても本当にタイトルに偽りなしだったな。 そして神卵太郎くんよ、あなたのキャラが掴みきれません……。

  • 水泳部の休憩中の日常系のラノベ。

    題名通り部員がプールサイドで駄弁っているだけでなんの盛り上がりも面白味もない。
    50ページくらいで苦痛になり、150ページくらいでもういいやになった。

  • 水泳部の3人の女子の休憩時間中のお話。タイトルの通り、水泳の話はまぁないw
    ゆるーっと面白かった。語り口も面白い。
    これから、神くんという男子がどう彼女たちに波紋していくのか気になるところ。

  • 看板(タイトル)に偽りなし。水泳部の話なのに(笑)まぁ部活(の休憩時間)の話だからいいのか。いいのか?二話以降もい子→にいちゃんの呼びかけがずっと「兄さん」になってたのは何か作為的なものなのかと思いました。単なる誤植かな。にしては多すぎる気がするが。しかしギャルゴ、ろーどぐらすと読んでくるとにいちゃんの感情の移る性質とかがフラグのように感じられてしまう自分。だって比嘉さんの作品だもの。さあこの話はいつ、どのようにひっくり返してくれるのかな?(笑)ある意味恐いもの見たさ感覚で買ってしまいましたが何か。

  • 泳がないでスクミズの女子3人がプールサイドでだべる話。日常系が好きな方にはぴったりか?ひたすら話して波がないので僕には退屈でした。

  • これまでのシリーズが非常に好みだったので期待して買いました。が。
    この本の大半を占める女の子3人のゆるーいだべりが、自分でも不思議なくらい楽しめませんでした。
    前作までのような男前な主人公を見ていると、今回の女主人公にはどうしても物足りなさを感じてしまいます。キャラは嫌いではないのですが。

    しかし、序所に存在感を増している神卵太郎が良い味を出しています。いかにも比嘉さんのキャラらしくて、彼の今後の活躍に期待せざるをえません。
    とはいえ、今までになく掴みの弱さを感じてしまった第一巻でした。

  • 前作が強烈だったせいか、その余韻か。
    神卵太郎に東神楽のイメージがチラチラする。
    神だし。

  • 2011 9/23読了。WonderGooで購入。
    『神明解ろーどぐらす』の比嘉智康の新作は、日常系ラノベの極北みたいな話・・・っていうかこれ第一話、「話」って言えるのか・・・?
    まずタイトルがね。特に変わった語でもなく、動詞の否定形+丁寧語って、もうその時点でラノベとしてはかなり変化球なんだが。
    第一話が、部活中はかなり熱心な、女子しかいない水泳部が休憩時間にぷかぷか浮いたりダベってるだけっていう・・・『ろーどぐらす』ですらもう少し動きがあったというか、マジで『らき☆すた』やら『あずまんが大王』ではっきりした話のない回をラノベ化したような感じ。
    ただまあ、最終話近くになってくるとけっこう話しらしい話もある感じになっていくのだけれど(主に神卵太郎の活躍による)・・・女子しかいない日常系って4コマでは当たり前になった感があるけど、ラノベでそれを展開するとなんだか凄いものになるんだな。いっそ神くんがでないでずっとそれでいってくれてもそれはそれでありだったかとも思うけど、読む方も書く方も数話が限界か・・・。
    この分だと『ろーどぐらす』と同じく終盤ではちゃんと物語になりかねなさそうだしなあ。

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著者プロフィール

北海道在住の小説家。2007年『ギャルゴ!!!!!! 地方都市伝説大全』にてデビュー。その他著作に『神明解ろーどぐらす』『たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった』(MF文庫J)、『転醒のKAFKA使い』『キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った』(ファミ通文庫)など。

「2023年 『命短し恋せよ男女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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